食べた後の体感で覚える生姜の薬膳効能
日中は気温が20℃を越えても朝晩は10℃に達しないのがGW前ですね。
昼間は食べる気満々だったキュウリやトマトなどの生野菜のサラダも、日が沈んで寒くなって来ると、食べる気がしなくなる。
これは体感的に体が冷えると分かっているからですね。
冷える野菜を食べるからおろしショウガをドレッシングに使おうと考える人もいるかもしれません。
これはなかったことにする薬膳になる?
100%間違いとは言いませんが、薬膳ではショウガを生で使った時と蒸したり炒めたりした調理したものでは効能が違うと言われています。
おろしショウガをたっぷり薬味に使ったら、カーっと熱くなる経験をしたことはないですか?
これを温まったと感じるのかもしれませんが、熱くなったら汗をかいて汗がひく時冷えてしまいますよね。
これが生のショウガの「発散」効果。
悪寒がしてゾクゾク、風邪をひいたかも?という時に効果があります。
ピリッとした香りは気を巡らせて消化不良や吐き気のある時に効果があるとされています。
生魚にショウガを添えたり、刺身におろしショウガを使うのは生のショウガの解毒効果を使ったもの。
一方、日本では蒸して乾燥させたものを乾姜と言います。
自宅で生のショウガから作ることもできますが、料理の時に加熱して使うことでお腹の中から温め冷えて痛む胃痛などにも効果があります。
例えば、同じうどんだったとしても、後からおろししょうがを入れて食べるとその時は温まったと感じても、汗をかいてすっと寒くなる(発散)。
煮込みうどんや玉子とじうどんなどで、初めにショウガを調理してから食べるとお腹の中からしっかり体が温まる(温中)。
このようなショウガの使い方の違いは、食べた後の日頃からの体感が大事です。
ショウガは温める!と棒読みに覚えずに、自分の体感で記憶すると食材の効能も身につきやすいです。
詳しくショウガの効能を説明した公式ホームページの記事があるので、合わせてお読みくださいね。
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