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こんな日もいいな。

最近は、やろうと言ったことはヤダヤダ、ずーっと一緒に遊んでほしい息子。やらなきゃいけないこと、決まった時間をなるべく少なく過ごしたい、んだけど、家事はやらなきゃどうにもならないし、外でたっぷり遊ぶにはある程度の時間に家を出なきゃいかん。

毎日「きょうどこいくのー?」で始まる朝。
どうしよっかーって話して、今日も場所がなんとなく決まった。
息子と遊んで少し家事して、遊んで少し家事して、さてさて今日は何時に家を出られるかな。

洗濯物を干してる時に、空気入れに風船ボールみたいなのを付けて、飛ばす遊びが始まった。
何度目かで外に飛ばして、そのまま窓からオムツと裸足で庭(と勝手に呼んでるアパートの脇のスペース)に。

プランターの野菜に水やって、そのまま水まきが始まった。はて、いつ切り上げて着替えて出かけるか。
渋々外に出たが、「どうろこうじ!」が始まった。今気に入ってる絵本『どうろこうじのくるま』だ。
私は絵本に出てくる重機に順番になり(ならされ)、道路工事をして、息子は水をまき続ける。
時に「かじ!」になり、水をかけて消火する。
気が済むまでやったらいいか、と思い直し、私は重機全部になって道路をつくり、息子は「しあげのみずまき〜」。

数メートルの狭い中で延々と水をまく、裸足にオムツに上パジャマのままの姿。びしょびしょになるのなんて、なんともない。きっと今だけ、見えなくなる姿だなと思ったりする。

道路工事が落ち着いたら、私は外遊び道具整理したり息子のバイク修理したりぼちぼち。なんやかんや遊んでる息子。
そんな時、玄関に置きっぱなしになってた、キャンプの川から持って帰ってきた石たちを思い出す。

息子に渡すと、水入れるーと。
キャンプでこれは何色だねーと拾った、いろいろな色の石。

石拾ってたから、もしかしたらハマるかもと昨日図書館で借りてきた『ぼくのいしころ』。
持ってきてみたら、「よんで!」外で読む。
拾ってきてたのと似てる石が絵本に出てくる。「にてるねぇ」
家にあった瓶持ってきて、「いしのおうち」息子もつくった。

ほんとに狭い空間で、好きなようにしてたら、いつのまにか2時間。どこでもいつまでも遊ぶ息子。

どこにも行かないし、朝つくったお弁当は家で食べる。こんな日もいいな。

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