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資格をとるって初心者になることやで

先日エセ関西弁やめてといわれました。もうすこし辞めずに行きます。

僕は5年連続社内で、介護福祉士受験講座をひらき、参加者は全員合格しています。今年も3人の介護福祉士が誕生しました。

仕事をしながら資格をとるのは、簡単なことではないながらも3名には盛大な拍手を送ります。(合格直後に方向くれなくて、少しいじけてましたけど)

ところで世の中には、いろんな資格があふれています。

僕は理学療法士という資格を、就職前に取得しました。自分の手元に資格証が届いてうれしかったことを今も思い出します。どんな資格でも、合格するとうれしくてうかれちゃいますね。

いつのまにか、うかれながら、免許を使った仕事をするようになります。
まず、総合病院に就職して仕事をしました。
気づくと免許があるだけで、自分は仕事ができるようになった、価値があるんだ!と勘違いしてるんですよね。資格ってそういう呪いを作る力があると思うんです。
合格してうかれてたら、いつの間にか勘違いの呪いにかかる。もはや資格に人間性を試されてますね。

よくみかけますが、資格に価値がある感覚が強すぎる人は、逆に資格がないと働けなくなります。自分と職業のアイデンティティが一致したような感覚になります。資格に固執するというか。

で、それがどれだけ間違いか説明しますね。

運転免許証で考えてみましょう。

免許をとって、初めて車にのるときに、「免許あるから運転完璧だぜ」ってなっちゃう人いますか?いるとしたら怖いです。近づきたくないです。

本当は、道路走っていいよってだけの証明。

かといって、しばらく運転してたから、すごくよくなるかというと、そうでもなくて、あおり運転しちゃうような変な方向に成長しちゃう人もいるよね。

結局のところ、やばい人が運転免許を持つとやばいことが起きるし、素敵な人が運転免許をもつと素敵なことが起きるわけだ。

介護の資格も医療の資格も同じことではないでしょうか。
素敵な人が介護福祉士になると、素敵なことが起きる。

資格を活かしたいなら、まずは人間性の成長を心がけましょう。


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