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ユーフォニアム3・第九回見た

麗奈は本当にブレないキャラだなぁ。 しかし本作では頑固というか依怙地という印象も受けてしまう。上級生なので、全国金に向けて邁進する必要があるのは分かるが……。 久美子は真由との対峙で苦労してきたが、今度は部長としてさらに苦労する描写になっている。ここまでくると久美子に同情してしまうが、話が進むのが遅いよなぁ。全国大会までちゃんと描写できる余裕があるのか心配になってきた。 まあ、親友の麗奈とあっさり切れるのはおかしいので、秀一とかが根回しをして久美子と元通りうまくやっていけると

    • ユーフォニアム3・第八回見た

      今回も極めて丁寧な作りだった。 久美子にとどまらず、周りの生徒もオーディション結果をどう思うのか。それは来週以降明かされるわけだが……。 第八回といえば、1期では麗奈の熱い告白があったよなぁ。今回も予告編で久美子の険しい顔が出ていたから、烈しいバトルをちょっと期待したが、それは今後あるのだろうか。 2期の主要テーマはあすかとの確執だったと思うが、3期で真由をどう扱っていくのか、前に述べたように、何となく皆がもやもやを抱えたまま「部活ってこういうものだよね」という諦念を視聴者に

      • ユーフォニアム3・第七回見た

        以前の感想で、久美子と真由が烈しく衝突し、友情?が生まれる展開を期待していたが、今回を見るとあまりそうはならないかなと感じた。 久美子は真由に対して、もやっとした気持ちはありそうだが、いちいちリアクションに戸惑ったり悩んだりしているし、過去の自分を見ているようでもあると述べている。 今回は家族総出で久美子の進路を心配したり、葉月が進路をあっさり決めたりしているから、久美子が部長をやりつつ進路をしっかり決める流れになるのが普通だと思うが、そうなるとは限らない。久美子の性格は急変

        • ユーフォニアム3・第六回見た

          オーディションの話だった。 部活ものの物語をやる時、部活あるあるを期待している視聴者に向けた配慮はあると思う。まあ自分は吹奏楽やったことがないが、吹奏楽部の定番的な活動というのがまずあって、その中で尺の問題や作画のカロリーを勘案して、最も見せるべき場面を取捨選択することが、こういうアニメには求められるだろう。 本作は久美子が三年生で、部長をやりつつ、進路のことも考えている。三年生の一年間をしっかり最後まで描写してくれることを期待している。 脇役というか、一年生、二年生もちゃん

        ユーフォニアム3・第九回見た

          ユーフォニアム3・第五回見た

          1期からの長い歴史を踏まえたエピソードになっていた。 久美子が進路をどうするか、という問題が中心であり、あがた祭りでは1期と同じく、久美子が麗奈と二人で過ごす中で(1期よりも友愛の情がより踏み込んだ形であったが)、麗奈の熱い魂に触れることになった。 部活ものなので毎年同じようなスケジュールで動くものであり、それを長編のアニメシリーズにしていく中で、リフレインすることが大きな感動を生むことはすでに分かっている。またただ繰り返すのでなく少し変奏することで過去作からのファンが喜ぶ、

          ユーフォニアム3・第五回見た

          ユーフォニアム3・第四回見た

          色々きれいにまとめた回だったな。 部長の久美子がこうやって各エピソードで部員の悩みを聞いて解決に導くという展開が(ユーフォニアムとしては)新しいといえる。 麗奈も緑も先輩として職責を果たしているのがいい。 コントラバスで合奏するラストも、楽器ができる者たちが心を通わせる道筋として理に適ったものといえる。まあ、毎回悩み相談をしつつ楽器もやって、となると少々詰め込み過ぎになりそうだが、私としては楽器の演奏パートを増やしてほしいと思っている。 一年生のことはあまり分からないので予想

          ユーフォニアム3・第四回見た

          ユーフォニアム3・第三回見た

          全国大会で金賞を目指すとなると、初心者の一年生にとっては大変な練習になるだろう。 麗奈も容赦なく指導するので、怖がる下級生も出てくる。 過去のシリーズとは違って三年生なので、自分たちの練習のほか後輩たちのサポートがますます必要になってくる。 ただ、女子中心のドラマが続くと少々息苦しいので、滝教諭の言葉を途中にうまく入れて、気分転換できているのは良いと思う。 あとサリーと真由の見た目がちょっと区別つきにくいのがマイナスだなと感じた。どっちも新キャラで髪も似た感じだし……。 真由

          ユーフォニアム3・第三回見た

          ユーフォニアム3・第二回見た

          本日第二回が放映された。 麗奈は昔はちょっとヤバい子だったのに、すっかりまともな上級生になってしまったな。でも今後烈しい感情をむき出しにする展開がきっとあろうかと思う。その相手は久美子しかいないだろう。真由が毒のある子なのかどうかは原作を知らぬので何とも言えないが、みんなで楽しく演奏するのが好きと言っていたし、そこからどんでん返しがあるとしてもそんなに面白くなるだろうか。 部を総攬する仕事と、楽器吹きとしての仕事と、久美子が大変な思いをしそうなことは分かる。旨くなりたい~と言

          ユーフォニアム3・第二回見た

          百合小説感想

          「百合小説コレクションwiz」(河出文庫)というのが一年ちょっと前に発売されて、その頃購入したのだが、ほとんど手つかずだった。なんとなく、渋とかに投稿されている玉石混淆の延長みたいなものだと思っていたからかもしれない。百合創作がそもそも誰をメインターゲットにしているかは、各自ご承知かと思うが、「コミック百合姫」にもあるように、舞台設定は現代ものから異世界、ファンタジーものまで色々ある。百合を真に愛好する人々はどんな設定の話にも百合表現を発見し愛好するものだろうし、お話に様々な

          百合小説感想

          ユーフォニアム3・第一回見た

          13回で全国大会まで行く過程を描くのは大変そうだな。一年生にまた基礎的な練習をさせるところから始まるわけだし……でも過去のシリーズと同じ描写を繰り返すのはつまらないしやらないだろうな。 まあ女の子多数の作品だけれど、イチャイチャしたり逆にギスギスしたり(リアルに?)、という過度な描写は今のところない。 とりあえず第一回は、全国大会へ向けて活動開始、あと謎の新キャラが登場、ということで、順当なスタートといえるだろう。 まだ取り立てて感想を言うべき段階ではないようである。 とこ

          ユーフォニアム3・第一回見た

          ユーフォニアム3

          明日からTVアニメ「ユーフォニアム3」が放映開始となる。 シリーズと劇場版は全部視聴しているが、「誓いのフィナーレ」がどうも苦手であり、久美子が1年生の時は実にバランス良くキャラクターが配置されていると思ったものだが、2年生になると後輩が入ってきて……魅力を感じられなかった。 だから久美子が3年生になったらさらに得体の知れない後輩が入ってきて……と思うと何とも憂鬱である。 私は原作の文を読んだことがなく、予備知識なしでアニメに入れるのはいいことだろう。嬉しい驚きがもしかしたら

          ユーフォニアム3