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#4北欧への旅/ストックホルム散策しながらおしゃべり止まらず

Mさんもわたしもそうとう疲れていたはずなのに、翌朝は早く目覚めてしまいした。日本からと米国からの旅で、時差ぼけもあるのでしょう。とにかく目が覚めてしまったので朝食前の朝散歩にでかけることにしました。

この日のストックホルムのサンライズは朝4時18分。まだ6時前だというのに、お日さまはすでにサンサンとしていました。スウェーデンのように、緯度が高い地域は、夏は白夜に近いのです。夏至あたりだとストックホルムでは午前3時半には太陽が上りはじめ、夜10時過ぎまで日は沈みません。

朝6時前ぐらいだったと思いますがすでに太陽はギラギラ

さすがにまだ閑散としています

しばらく、朝散歩を楽しんでからホテルに戻り朝食。

ヨーロッパなのでコンチネンタルスタイルの簡素な朝食だろうと思っていたのですが、激ウマのフルブレックファスト。まずコーヒーが濃厚でとても美味しい。コールドドリンクもホットドリンクも種類が豊富。各種フルーツに野菜、ヨーグルト、卵料理、ベーコン、ソーセージ、ドライフルーツにナッツ類とよりどりみどりのビュッフェスタイル。パンの種類も多くて大満足。この朝食だけで一日分の栄養はとれてしまいます。目はもっと食べたがっているのに、わたしの小さめの胃袋がお腹いっぱいで悔しい感じ。

この朝食でクネッケブレッド(Knäckebröd)というスウェーデンスタイルの硬くて薄焼きのパンを知りました。香ばしくて食感がカリカリしていてなんともいえない素朴なクリスプブレッドで、好きなものを載っけてオープンサンドで食べます。

真ん中に穴のあいた丸いのが、ライ麦ベースで食物繊維が豊富なクネッケブレッド(Knäckebröd)

朝食食べながら、本日の作戦会議です。

第一にしなければいけないのは、Mさんの着る服の調達です。なにしろ、着替えを詰めたスーツケースがロストバゲージで、下着から服、お化粧用具など何もないのです。

「スウェーデンなんだからやっぱ、H&Mだよね〜」なんて言いながらいざショッピング。幸いホテルから徒歩すぐのところにH&Mありました。

当面しのげるように数着の服、下着、靴下、スキンケア用品なども買いました。H&Mでみつからないものはユニクロに急げ!!海外でも有名な大都市ならユニクロがあってしまう便利な昨今です。ユニクロならサイズも日本人には合っているし、あるものもだいたいわかっています。(とはいえ、わたしはユニクロ知らず)

Mさんは若かりしころユニクロで働いていた経験もお持ちなので、スウェーデンに来てまでユニクロにお世話になるとは……!!と笑いながら、必用なボディウェアを調達。思ったより気温が低くて肌寒いので、ついでにわたしもヒートテックやらをユニクロ@ストックホルムで初ゲット。

買い物をしながらストックホルムの街並みも楽しめました。

セントジェームズ教会

セルゲル広場では衛兵交代儀式みたいなものに遭遇
ストックホルムは北のベニスと言われるだけあり川があちこちに流れていて橋で繋がっている


この日は午後から、ストックホルムに住んでいるCYさんとランチをする予定になっています。CYさんは8年ほど前から存じ上げていますが、メールを交わす程度の浅い繋がりです。でも、せっかくストックホルムに寄るので連絡してみたところ、「是非会いましょう」ということになりました。

約束の場所はガムラスタンのカフェ。ガムラスタンはストックホルムの旧市街地区でノスタルジックな石畳に中世の街並みが残されているとても風情のある地域で、多くの観光客で賑わっています。ホテルから徒歩で30分ほどだったので、街並みを楽しみながら辿り着きました。

Underkastanjen (マロニエの下)カフェ・レストラン

CYさんはスウェーデン人ご主人との結婚によりストックホルムに住むことになった方で、ストックホルムの公認観光ガイドの資格をお持ちで、日本からの観光、業務視察やメディア関係者のコーディネートなど、幅広く日本とスウェーデンを繋ぐお仕事をされています。

カフェはとても流行っていて混雑しており、CYさんがわたしたちの席を確保するために先に待っていてくれました。

お互いがはじめまして!!ですが、まずは彼女のオススメをきいて3人で違うものを注文してランチ、ランチ。

左からスェーデン名物?ミートボール、エビが大量にのったサラダ、濃厚チーズのサラダと、それぞれ味見させてもらったらどれもとても美味しい!!


ごあいさつもほどほどに即刻、喋り倒しモードに突入です。なぜ彼女がスウェーデンに?から彼女のお仕事、わたしとMさんとの奇妙な関係とか、昨今の日本の見え方や、スウェーデンのお国がら、ご家族のこと、話はあっちに飛んだりこっちに来たりで、限られた時間にお互いが質問攻めで会話を楽しみました。波長が合う人とは初対面でビビッときます。

そんな中でMさんのスマホにルフトハンザからお知らせが来ました。彼女のスーツケースがストックホルムの空港に送られたようです。観光ガイドもされるCYさんが、リファレンスナンバー教えてくれたら、電話で確認してあげるとのこと。

カフェのテーブルから電話をしてくれたのですが、ちっとも要領がえられずらちがあかないことがわかりました。彼女の推測では空港からホテルに届けてくれる可能性も高いとのことだったので、それに期待することにしました。

ガムラスタンは『魔女の宅急便』に描かれている景色のイメージモデルらしいです。中世の趣きがあるので、歩いているとタイムスリップしたような錯覚に陥ります。

石畳で歴史を感じられる街並みを楽しむ観光客


市内でもっとも狭いらしい路地
散歩が楽しい趣きのある路地

ガムラスタンの街並みを楽しみながらも、とにかくおしゃべりが止まらない三人組。

観光客を楽しませる街並み
王宮の前に衛兵交代のために歩いていた
前方に見えるのがStorkyrkan (ストックホルム大聖堂)
Riddarholmen Church (リッダーホルム教会)

歩きすぎてくたくたですが、明日の列車乗り場を確認のためにホテルに戻る前にストックホルム中央駅に寄ってみました。駅舎内もスェーデンらしい趣きがあります。を

ストックホルム・セントラル・ステーション

この日のディナーはなぜかコリアンとなりました。😁

ホテルの横のコリアンレストランでビビンバ@ストックホルム

朝早起きして、歩いて歩いて、食べて、しゃべり倒してストックホルムの一日が終わりました。

明日は列車でエステルスンドに向います。

つづく


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