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#272 親の延命をあなたは決められますか?という話

こんにちは
ヤギです

過去にもいくつか介護系の記事を書いてきました。去年は何度か介護施設に通い現場を見学させてもらっていました。そこで思ったこと考えたことをまとめています。


最高の老後を読んで

先日、【最高の老後】という本を読んで自分なりに考えたことがあるのでまとめていきます。この本を読んでいくつか気になったところがあるのですが、今回は親の生死についてです。

簡単に要約すると5つのMについて考えましょうということです。5つのMとは以下の通りです。

Mobility :からだ
Mind :こころ
Multicomplexity :よぼう
Medications :くすり
Matters Most to Me :いきがい

これらの観点から事実と最高の老後にしていくためにはどうしていいかが記載されています。ちなみに僕は読んだあとに親に送りました。

できれば40代50代から読んでおくと今後の健康のための人生に役立つことが多いでしょう。良くない習慣は早いうちに変えたほうが自身のためですからね。

いきがい

今回一番わたしが考えたのはここのパートでした。ぜひ皆さんの意見もコメントにて教えていただければ幸いです。いきがいの部分で一番軸になっていたのはあなたの人生にとって何が重要なのか考えましょうとのことです。
しかし、今回わたしが一番考えたのが、人生会議についてです。

実は死ぬ前の人の70%は意思疎通できないそうです。
だからこそ事前に周囲と自分自身との人生会議が必要になります。

あなたは親と親の人生について話をしたことがありますか?僕はしたことがないです。だからAEDや点滴などなど、もしものことがあったらどうしていいかわからないのが実際のところです。

酸素や点滴、そして胃ろうなどのチューブだけで生き伸びている人も多くいます。ここで問題になるのが、それがあなたの生きがいなのか?
ということです。

とはいえ、このチューブで栄養を送らなければ親は死にます。

となったときにハイお願いします。
と即答できないでしょう。

そのためにも親と普段から今後のことを話していかないといけないということなんですよね。おそらくここの話がきちんとできている人であればそういう決断もできることでしょう。この本を親にも読んでもらいそれをきっかけに人生を話し合うきっかけになればいいかななんて思っています。

年を取ったら今後をどうするか伝える

これも重要なことですよね。僕が高齢になる前にどうしてほしいか伝えるもしくは紙に残しておきます。
まだ大丈夫と思っていてもちゃんと意思疎通ができるまでの時間は案外短いものです。元気なうちにやろうと思っていたけど、気がつけば不自由になっていた、思考が正常ではなくなってしまった。などなど実際にあることです。

親と話をせずに意思疎通が取れなくなり、親の生死を決めなければいけないと子供が迫られ悩んで後悔することも多いようです。だからこそ、残される子供、家族のためにも正常な今のうちに今後どうしてほしいかを伝えることが重要なのです。

あなたの人生にとって大切なものは?

僕はまだ老後までは程遠いですが、自分の人生で大事なものを考えるというのはどの人生のフェーズでも重要なことですよね。僕はそう思います。

僕の大切にしたいことは自分と家族が豊かに生きるということです。そのために何をするか?行動を決めています。
ぜひ自分自身の人生会議を開き、自分や家族と人生の大切なものについての共有などしてみてください。

この本をきっかけに親との話が増えるとあなた自身にとってもプラスになっていくでしょう。ぜひ読んでみて下さい。

以上です。
今回も最後まで読んでいただきありがとうございました
次回もお楽しみに
ではまた

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