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台湾に移住した13年前と、これからの話

思春期真っ盛りな長男と写真を撮ってもらったのですが、最近仕事であまり会えていなかったのと、久しぶりの写真が嬉しくて、思わず笑顔になってしまいました。テーマが311なだけに、不快な思いをされる方がいらっしゃったら申し訳ありません。

3.11から13年 

私が台湾に移住したのは、2011年2月のことでした。
東日本大震災が起こったのは翌月の3月のことで、その日その瞬間は、先輩駐在妻の皆さんに歓迎会を開いていただいていました。
  
震災の直後、数日後、私は自分が妊娠していることを知りました。
  
台湾華語も話せず、親戚や友人もいない台湾で長男を産み、シングルマザーとして6年間暮らし、働き、台湾人夫と子連れ再婚をして家族に次男が加わるなどこれまで色々ありました。
  
2011年の年末に生まれた長男は、今年で13歳、中学一年生になります。
  
震災後、多くの台湾の皆さんが「日本がんばれ」「応援してる」と声をかけてくれたこと。
  
台湾から多くの義援金が届き、コロナ禍のマスク寄贈(台湾から日本へ)やワクチン寄贈(日本から台湾へ)などで、ますます日本と台湾の絆が深まっていること。
  
13年前はただただ弱く、助けを求めるだけの立場だったけれど、そろそろ微力ながらもできる範囲で恩返しを始めるフェーズに来たことを感じています。

我是2011年2月來台灣的。  

隔月3月就發生311大地震那一刻,我正在參加住在台北的日本太太們為我辦的歡迎會。
  
知道自己懷孕的事,是在大地震過了幾天後。
但因為我的娘家在茨城縣,那邊婦產科需要優先照料從北陸逃過來的孕婦們,所以我不能回娘家生產了。
  
那時候的我完全不會講中文,也沒有什麼親戚跟好朋友,但台灣的大家和一些新朋友們對我很親切。
  
離婚後當單親媽媽六年,與台灣人再婚,弟弟加入我們家,有很多事情陸續發生。
  
2011年年底出生的老大,今年要13歲,升國中了。
  
13年前的我是什麼都沒有,一直需要別人的幫忙。但現在的我稍微可以一點點貢獻臺日兩邊。最近一直這麼覺得。
  
謝謝台灣!

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