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「第59回元祖有名駅弁と全国うまいもの大会」の締めは、備後名物「うずみいなり丼」

京王百貨店新宿本店で開催された「第59回全国有名駅弁と全国うまいもの大会」も、今回は最後の訪問。昨年に北海道「ジンギスカン弁当」を食べ損ねて『今年こそは』と思っていたら、出店なし。そういう意味で心残りだったのが、広島「うずみいなり丼」(浜吉)@1,600。
会場での製造販売コーナー。



 開けてみて驚いた。なんと容器は陶器の丼。底には「第59回元祖有名駅弁と全国うまいもの大会」と表記。内容は瀬戸内海の海の幸丼に、煮込まれた油揚げが乗っている。海の幸には穴子、いずれも甘く濃く煮込まれた穴子、牡蠣🦪、蛸🐙。錦糸卵が散らされた寿司飯である。その海の幸丼をスッポリ覆い隠すくらいに大きな油揚げ。稲荷寿司は大好物だが、これは巨大稲荷寿司の着想。甘く煮付けられた油揚げで、寿司飯をガバッと包んで食べる至福。これぞ備後名物の名にふさわしい。自分とって「第59回元祖有名駅弁とうまいもの大会」を締め括るに値する駅弁チョイスだった。
http://hamakichi.ekiben.or.jp


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