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目覚めは突然やってきた(大袈裟)

それは一瞬の出来事だった。
約2年の付き合いがあるiPhoneの小さな画面。ちらちら蠢くそれと対峙し、
「……うむ」
誰に聞かせるわけもなくつぶやいて、画面をぽちっとな。
「……おおおおおおおおおおお」
ついに私は大海原へと旅立ったのだ。この時をどれほど待ち焦がれていたか(いや、いないか)。
そして、数日後、ヤツはやってきた。
重々しいまでの様相を呈し、我が元へと。

……お迎えしたのですよ。
なにをって? ええ、お迎えしたのです……。
高級キーボードってヤツを!!!!!!

いやねー、数年前からねー、気になっていたのですよ。
しかしまあ、素敵なお値段がするじゃあないですか。
申し遅れました。わたくし、八重と申します。しがない会社員です。
昔々その昔、作家を目指して日夜文章と戯れておりましたが、長年、仕事以外の文章を書くことから遠ざかっておりました。
それが去年? 一昨年になるか……ここ2年ほど激動な人生(端から見ると、そうだったらしいし、確かにそうだった)を送っておりまして、ようやく落ち着いてきた今日この頃。なんとなく、文章を書きたくなった次第です。
だからと言ったわけじゃあございませんが、清水の舞台からムーンサルトをかまし、お迎えしました。
国産高級キーボードの代表、REAL FORCE!!!!

きっかけは小説家、朱野帰子先生のこちらの記事。

朱野先生の記事はちょこちょこ楽しく読ませていただいているのですが、こちらはもう……おおおおおおおおおおお、となりました。
技術書典オンラインマーケットで速攻、電子版+紙版のセットを購入し(紙版はこれから届く~。楽しみ~♪)、電子版を拝読。
……おお、キーボードの大海とは実に広く、実に深いのだな。高級キーボードの存在は先にも書いたけれど知っていたし、気になってはいたんだけども。
実はこの本を読んだのは持病の子宮筋腫の手術を受けて退院し、自宅療養しておった頃でした(今は仕事に復帰しとります)。
子宮と卵管を綺麗に取ってもらったダメージが身体に深々と残っていて、すべてがスローモード、うーん、なんか、スッキリせんなあ。
そんな中、楽天市場のREAL FORCEショップを見つけ、ポイント12倍の大盤振る舞いの現場に遭遇。
30g? 変荷重? 45g? ああ、これ、朱野先生の御本に書いてあったわね……30gが打ちやすそう? 色は白かなー。うちのノートパソコン、白い子だし。
で、冒頭に至るわけです。キーボードに3まんえんって、うまれてはじめてのけいけん!!(正しくは34,540円)

選んだのは「R3HC23」のホワイト、30g、テンキーレス。有線でも、Bluetoothでも接続OKな子。
自宅療養終了して、テレワークで仕事復帰したので、早速使い始めてみましたことよ。

テレワークのごちゃごちゃ感丸出しですが。

職場から支給されているLet's noteくんに繋げて使ってみましたが、今までのキーボードに対する概念が打ち崩された……。
なんて打ちやすいんだー! 打感が軽くて、打ち間違えるとあれだけどー!
決してお安くはないけれど、今後のテレワーク&文章書くぜ生活には非常によい結果となりました……。こちらの記事も、勿論、R3HC23さんで書かせていただいております。

さて、これから、私はどんな文章を書いていくのでしょう。それは風の吹くまま気の向くまま。

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