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ほぼ毎日更新してみたnoteの振り返り

昨年末あたりから、意図的にnoteを毎日更新し続けてみていました。ちょうど1カ月ほど経ったので、その振り返りを記録します。

全体の振り返り

毎日更新を始めたときに心の中で掲げた目標は「月1万ビュー」「月100スキ」だったので、数字における目標はいずれも達成できました。特にスキのほうは予想を大幅に上回っていて、見られた数より響いた数のほうが大切だと感じている身としては、とっても嬉しいです。読んでくださった皆様、ありがとうございました。あくまでnoteのなかでどれだけ読んでいただけるかチャレンジしたかったので、自分のXでは何か明確な理由があるとき以外、記事の告知はしませんでした。今回は「推しの曲をみんなに聞いてほしい」という狙いがあった1記事のみです。

多く読まれた記事TOP3

ビュー数におけるTOP3は、上から順に下記の3記事です。

ジャンルは「エンタメ」「日常」「ガジェット」と全部バラバラ。note公式の「注目記事」にピックアップされることがビュー数につながると予想していたのですが、じつは1位の記事のみピックアップされていません。なので、「注目記事」にピックアップしていただけると多くの方の目に留まるのは確かだけれど、必ずしもそれだけが要因ではない、というのが今回の結果からわかったことでした。視聴者が多いドラマを主題にしたからなのか、一定数のファンがいる芸人さんについて言及したからか……また来月、自分の日常まわりでネタがあれば同様の構造で記事を出して検証してみたいです。

多くのスキを獲得した記事TOP3

転じてスキの数に視点を移してみると、こっちのほうがnote公式の「注目記事」にピックアップされたことによるブーストの恩恵を受けているようです。1位の記事は、実は2回「注目記事」にピックアップされた通知が来ており、いずれも大雪・大寒波が来たタイミングで掲載していただけたので、全国の豪雪地帯の方々からの共感を得られたのかもしれません。また、Xでポストしてくださる方も複数人いらっしゃいました。意外だったのは、3位の記事です。これまじで5分くらいでバーッと書いた短文で、自分のなかでは何のテーマもネタも絞れていないから「日記」カテゴリで投稿したものでした。だけどスキをこんなにいただけるとは……。「文章」について書いた記事って、やっぱりおなじように「文章」を書いている人が多いプラットフォームでは共感を得やすいんだな、と驚いた次第です。なんかもう書くことが日常に溶け込みすぎていて「文章を書くことを書く」という構造がちょっと自分には難しい(例えるなら、トイレ行くこととか寝ることについて書くみたいな感覚)と感じていたけれど、これからはもうちょい「書く」についても掘り下げてみようかな、と思えました。

そのほかの記事も含めた考察

note公式の「注目記事」にピックアップしていただいたものがすべて1000ビュー以上となり、それ以外の記事はだいたい500ビュー、そしてつぶやきは300ビューといった感じでした。

記事として出したものは、「お題」に乗っかってみたりシーズンものにしてみたり、最近のトレンドを扱ったりと、無理しない程度には読者視点を意識していて、それがうまくはまったものは「注目記事」にピックアップしていただいた印象です。強いて言えば「お題」はそんなに効果がなかったかも。ビューを獲得するという観点では、トレンドとか季節とかのほうが重視すべきなのかもしれません。

あと今月は「毎日更新」を重視していたので、忙しくて記事を書けない、予約投稿も追いつかない日は「つぶやき」を使っていました。こんな些細な日常を投稿して読者の方のタイムラインを汚してしまわないか、と内心ドキドキしていましたが、あたたかいコメントをいただいたり、けっこうスキをいただいたりもして、少なくともノイズではないんだなとホッとしました。

あと「サムネイルちょっと頑張ってみる」も今回から初めて試していたのですが、これについては効果がいまいちわかんなかった……。定型にした「日記」って書いただけのサムネでも内容によっては伸びていたし、サムネに文字を入れたからといってそれが訴求につながってるわけでもなさそう……。写真・イラスト、シンプル・要素多めなどなど出し分けしてみたけど、結果との相関性が見えなかった。noteはサムネ効果は少なめの媒体なのかも……これは来月も引き続き検証してみます。

あと、これは読者視点に立てば「そりゃそうだろ」ってことなんですが、文字数多いよりは少ないほうがいいみたいですね。ふだん文字数制限の中で職人的に文章パズルをこねくり回している人間がこういうフリースタイルの場を得ると、ついついバーッと勢いで書いちゃいがちなんですが、少ないほうが読みやすいっすよね……。それから言葉づかいも。頭の中をそのまま出すと解釈しづらい言葉やたとえがたくさん出てきてしまうので、気をつけようと思いました。

これ全部ライターとして当たり前のことなんだけれど、ライターの肩書を外した場だと意識できなくなっちゃう。仕事でもプライベートでもそういうの考えてたら頭爆発しちゃうって思ってブログやnoteから逃げてたんですけど、筋肉を鍛えるがごとく常に考えてたら何かしらレベルアップするはずなので、今年は逃げないぞ。っと。

来月の方針

  • 季節、トレンドを重視しつつ書きたいことを書く

  • サムネはそんなに頑張らなくていい

  • シンプルな表現で、できるだけ短文で

  • 無理しない程度に毎日更新

こういう取り組みを始めた理由

ところで、こういう振り返りのようなものを今まで外に出したことないし、正直真剣にやったことがありませんでした。

やろうと思ったきっかけは、もう耳にタコができるほどこれまで聞いてきた「PDCA」の重要性を、ある取材で改めて認識したからです。(PDCAの説明については他の人が無数に記事を出してるので割愛します)

私はPDまではやるんだけど、その先でCをやらないからAにもつながらない。だから何をやっても三日坊主なんだよね……と、自分の課題が言語化できちゃったんです。言語化できちゃうと、「あーわかってるのにやらないんだ……」って残念な気持ちになって、やらずにはいられなくて。

ということで、自分にとってはもっともハードルの低い「文章を書く」という行為で、Cをちゃんとやったら次につながるのか挑戦してみよう、と思いたちました。このnoteは、まさにその「C」なんです。

不思議なもので、「1カ月更新が続いたら振り返りnoteを書こう」と決めて始めたら、難なく1ヶ月note更新を続けられました。振り返りのときのネタとしていろいろ検証しようと思えたし、それを考えるのも楽しかったです。続けられたという達成感があるからか、「またもう一周やってみよう」という気持ちもあるので、引き続き頑張ってみます。

この繰り返しの中で「宿木個人(※法人のほうでは受託案件をもとに書いているので)が書くものってどういうニーズがあるんだろう」とか「どんなジャンルの文章を書いていると自分が楽しめるんだろう」とか探っていきたいし、探っているあいだに「宿木の書くものがスキ」とか「宿木のこと気になる」って人が増えていってくれたら嬉しいな、と思います。

今まで「フォロワーを増やすこととかビュー数を稼ぐこととかを目的に発信するのは自分らしくない」と強く思っていて、そういう動きや言動を避けてきたけれど、一方で自分の書いたものが多くの人に読まれたら嬉しいし、記事について何か反応をもらえると小躍りしちゃう。数字に目的を置くことと、自分が楽しいっていう気持ちはイコールじゃない。そういうことに気付けたので、これからはストレートに「読んでほしい」って思いつつ、読者に届くものを書けるようにいろいろチャレンジしたいです。そのための「PDCA」って思ったら自然と行動が伴って、更新が続きました。

いつまで続くかわかりませんが、これからもゆるくよろしくお願いします!

ゆる募:有料note初挑戦のネタ

こういう背景を踏まえて……なのですが。今年はどこかのタイミングで有料note出してみたい、という目標もあるのですが、何なら読者の方に「買いたい」って思ってもらえるのか、自分では全然わからなくて。ふだん仕事で書いている記事は「こういう目的で、こういう人に届けるから原稿料を支払って書いてほしい」という明確な意図をいただいて書いているものの、自分発信ってなるとなかなか……。もちろん、ずーっと更新し続けていったら読者の方の反応で見えてくるものだと思うので、結論を急ぐ必要はないとは思っていますが、何か「これなら買いたいかも!」ってネタがあったら気軽に教えてください!noteのコメントでもXのメンションでも!

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