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【ポケモンSV】最強の構築・結論パとは何なのか【木下のポケモン講座34】

木下です。なんで結論パなんていうものをこのタイミングで紹介するのかって?
ネタが無いのだ。何だっていいんだ。新鮮な情報、ないしは時代に合った情報、ビュー数を稼ぐにはそれでいいかもしれないが、ビュー要素はモモワロウのリークについて書いた記事(1万5千ビューくらい)で事足りているし、これは見る側には娯楽ではなく講座なのだから、いや結局中身は娯楽なんだけど、ネタが思いついたから書く、そういうある種のその場しのぎの連続で成り立っているんだ。
※今回はこういう長ったらしい文章多めです。

というわけで結論パについてカキシルス

筆者の主観や聞いた話などが含まれているので必ずしもこの解釈は正しくありません。


結論パとは何なのか

構築について

まずポケモンには対戦用の6匹の並び、即ち構築というものがあります。強い(またはコンセプトがある場合はそれに沿った)構築を組むために人はポケモン、持ち物、技構成、テラス、特性に至るまで自由。人によって思考や戦術が違うので様々な構築が出来る。

「強い」構築

強い構築とは何なのか。

端的に言えば勝てるなら何でもいい。

HBゴツメパオジアンだろうが、エアスラ冷B地震神速カイリューだろうが、どんな型でも勝てればいい。

環境でものすごく流行っているポケモンや並びなどの傾向があって、それにものすごく刺さる構築なら勝てるだろう。その瞬間は。

結論パとは

これを踏まえた上で結論パとは、あらゆる構築に対して5割以上(と言っても6割や7割など勝率は高い方がいい)の勝率を出すことができ、(レギュレーション等が変わらない限り)安定して強い構築である。
具体例としては、6世代のガブガルゲンバシャボルトスイクンや、最近のディンカイサフゴパオカミラオスのようなパーティである。(検索していただけばどんなものか分かります)完全に結論パかは怪しいが8世代のズキュントスなんかもそうだろう。

強ければいいのではなく、大半の構築には有利でも、特定の構築に即負けしないパーティであること、つまり対応力が要求される。(例:〇〇を出されると負ける構築などでは駄目)
致命的な弱点があると、それを突ける構築が増えたときに勝てなくなり、その環境の「結論」として成り立たないからである。

故に、基本的には雨パやトリパなどのギミック特化構築ではいけない(ギミックに対し強いメタを張った構築に勝てないため)、多くのポケモンは対面性能(≒対応力)が高いもので固める、といったところを意識すればいいだろう。

壁→積みなどの展開特化系は壁割りやアンコールなどでメタが回ると弱いので結論パにはなり得ない。

無論、固いサイクル(受けループなども含む)や積み構築に対するこちらのサイクルや崩しの要素も必要であり、多彩な攻め筋が求められる。

SVにおける結論パ

SVでは先ほどのディンカイサフゴパオカミラオスが挙げられるが、オーガポンや暁ガチグマ解禁後は様々なパーティが目まぐるしく咲いては散っていった。
青の円盤配信後となった今ではカイリューはおろかハバタクカミさえもいない構築がちょこちょこ存在しており、何とも奇々怪々な環境となっている。この状態では禁伝解禁の来月までに結論パが生まれることはないだろうが、逆に個性的なパーティが頻繁に見られ、見ていて楽しい環境ではある。
禁伝解禁後にはいわゆる対面厨パは無数に生まれると思われるが結論パが出てくるのかは不明。そもそも役割関係がテラスタルによって覆されるSV環境において結論は生まれにくいのかもしれない。

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