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陶芸家・伊藤慶二の世界@多治見の百草

見る側の心に嘘偽りがないかを問いかけてくるような伊藤慶二氏の世界。


20年前、
伊藤慶二先生の一番弟子であった現代陶芸家・板橋廣美先生の主催するウインズ研究所に当時私は東京にて在籍させていただいていた、その板橋先生とお弟子さん生徒さんらみんなで百草のオープンのこけらおとしだった伊藤先生の作品展に訪れた記憶が蘇る。

陶芸家・伊藤慶二に憧れてやまなかったと語られる板橋廣美先生の姿が忘れられない。百草オープニング後は夜な夜なみんなで伊藤慶二先生を囲んで酒盛りをし工房にもお邪魔したあのときから早くも20年。  
 
その時に購入した氏のオブジェは今も私の仕事机に鎮座している。   
 
そしてこの心に嘘偽りがないかをいつも問いかけてくる。  

同世代に生きていられて幸せ。そう思わせる芸術家の1人。

器もオブジェもさることながら私は氏の「書」に惹かれてやまない。*
多治見の百草にて伊藤慶二展は好評につき会期を延長。11月12日(月)まで。

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