『海には神さんがおる』 〜 本文より 〜
漁師の父と弟、漁師を支えてきた母という実家の暮らしを背景に描いた、
伊勢湾の海で働く人たちが舞台のエッセイ本。
2012年 斎藤緑雨文…
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2020年7月の記事一覧
船の神様「船霊様(ふなだまさま)」
船霊様(ふなだまさま)
「船には船の神様「船霊様」がおいでになる」
船霊様は漁師を守る、船の神様。
ふなだま=船玉・船霊・船魂と、表記はそれぞれ。
船大工が念を込め、密かに祀(まつ)っている。漁師、船大工以外には知られていない。船に女性が乗れないのは船霊様が女性で、嫉妬するからだといういわれがある。
「船大工が作り、念を入れて、密かに船に祀(まつ)る」
地域によって異なるが、船霊様は
矢田勝美 展 「船霊といのり」@海の博物館
明日から三重県鳥羽市の海の博物館で
展示が行われます。
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私が海の博物館の中でもっとも興味深く
心動いた船の中に船大工が込める「 #船霊様 」も
同じ展示室にあつめて展示していただいております。
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海と森林が豊富に眺められる
静かに一人になれる場所にあるので
日常を離れて憩いにいかれてみてください。
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『「船霊様(ふなだまさま)」は漁師の身を守る船の神様。
嵐の前触れや危険な場