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お知らせ

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著書『大地をまるごとやさしいごはん』、『いのちをつなぐ海のものがたり』、『とまとのうた』、セッション『ひらめきことば』、子供お絵かきワークショップなどのお知らせです。
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#fishery

「船霊といのり」もいよいよ明日10月11日(日)最終日。

「船霊といのり」もいよいよ明日10月11日(日)最終日。



「船霊といのり」もいよいよ明日で最終日。

今回の展示のキーとなった音楽と映像についてご紹介したい。
:
岐阜にある和菓子屋 #ツバメヤ ( @tsubameya)
のリニューアルオープニングのお披露目会に伺った際、真っ先に私の目に入ったのがツバメヤの歴史を辿る映像だった。
:
私が常々一番やりたかったことはドキュメント映像だったことを思い出して(いのちをつなぐ海のものがたりの本

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【船霊といのり】エピソードトーク『酔っ払う亀』と『ふなだまさん』

【船霊といのり】エピソードトーク『酔っ払う亀』と『ふなだまさん』



【酔っ払う亀】
父親は部類の酒飲みで無骨。照れもあり私とは話さないし、本当のことは私に言わないので酒飲みの友人知己を挟まないと様々聞き出せない。

漁の話は人に酒飲みながら話してることを私がメモる。

漁の仕掛けの話は奥深くて、山と海を繋ぐ境目に魚がいる話や、鳥の動き潮の流れ地形の考察踏まえた上で魚ををどうやって仕掛けて獲るかは博打でもあり、場所とりと仕掛けの事は当然ながら毎日考えてい

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〜【船霊といのり】エピソードトークより〜

〜【船霊といのり】エピソードトークより〜



海の博物館での展覧会もいよいよ1週間を切ったので、ここからは漁師の親からの聞き語りも含め、今回の展覧会に関するエピソードトークを記して行こうと思う。


その前に、今回の展示に来てくださった方数名から、私がアーティストだという声をいただいた。


私自身も今回の展示構想を練り上げていく中で、私のやってることって『アーティスト』なんちゃう?って思ったりもした。


が、私の肩書

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お知らせ*10月9日(金)は小学生の修学旅行の体験学習のため他の日程をお勧めします。

お知らせ*10月9日(金)は小学生の修学旅行の体験学習のため他の日程をお勧めします。



【~お知らせ~】

矢田勝美展【船霊といのり】もいよいよ残すところ1週間となりました。

連日たくさんの方にお越しいただきありがとうございます。
 
10月9日(金)は小学生の修学旅行の体験学習のため、「船霊といのり」展示ギャラリーを使わせていただきます。


展覧会は観れますがゆっくり見れないかもしれません。ご都合が付かれる方は、9日以外の日程をお勧めします。


今年は

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「船霊といのり」は11日(日)にて終了となります*

「船霊といのり」は11日(日)にて終了となります*



いよいよ海の博物館で開催の「船霊といのり」は11日(日)にて終了となります。
長かった企画展も振り返るとあっという間。

映像も音楽も、神無月のこの風情と秋の季節にマッチしています。
森林と海の息吹に包まれた海の博物館に船霊様の光線を浴びに是非お出かけください。


【いのりの映像公開中】
2020年9月5日(金)~10月11日(日)
▷映像制作:#戸高翼
▷音源 : #津田貴司
▷協力:

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「船霊といのり」映像公開中〜10月11日まで

「船霊といのり」映像公開中〜10月11日まで



矢田勝美 展「船霊といのり」第2部は映像を流してお届けしております。


こちらは、サウンドアーティスト「津田貴司」さん
https://www.takashitsuda.com がスターネットカフェの依頼で制作されたという「湿度計」のアルバムの中の音源を使わせていただいております。今回の展示内容にまたとないほどイメージが重なりオファーをさせていただきました。

津田貴司さんは、青木隼人さん

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「船霊といのり」が8月22日の朝、NHK総合チャンネルで少しだけ放映されます。

「船霊といのり」が8月22日の朝、NHK総合チャンネルで少しだけ放映されます。



〜お知らせ〜

明日(8月22日:土)の朝7時30分〜、中部地方のNHK総合チャンネルで、ただいま三重県鳥羽市「海の博物館」で開催中、矢田勝美展「船霊といのり」を少しご紹介いただきます。北陸、静岡まで渡って広範囲に放映されるようですのでタイミング合いましたら是非ご視聴ください。

【日時】2020年8月22日(土)朝7時30分〜
【配信チャンネル】NHK総合
【番組】ウィークエンド中部

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「船底一枚下は地獄」

「船底一枚下は地獄」



船乗りの海の仕事の恐ろしさを表した諺に、
「板子一枚下は地獄」というものがある。


私の父が口にしていたその例えは、
「船底一枚下は地獄」


こっちのが海の怖さが迫ってくる。


子供の頃から父の身の回りの漁師たちが死んでいくのを、この言葉とともに耳にしていたのもある。


私がこの諺を書く時は、父の造語を使っている。

:

【企画展】矢

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