見出し画像

なぜ蒙古タンメン中本が大好きか考察してみた

こんにちは。
ヤブハニと申します。
3つ目の記事です。

最近、「僕のヒーローアカデミア」をネットフリックスで見ました。Theジャンプとも呼べるような王道の作品ですが、主人公の芯の強さに心を打たれ、何度も泣きそうになりました。最近、涙腺緩いです。私は、エンタメ作品大好きなので、エンタメ作品についての記事も書いていきたいなと思っています。

さて本日は、スープを頭から浴びることができるほど私が大好きな蒙古タンメン中本について書き残します。

蒙古タンメン中本とは?

蒙古タンメン中本は、激辛ラーメンを中心としたラーメンを提供する飲食店です。東京、神奈川、千葉に計24店舗を構えています。(https://www.moukotanmen-nakamoto.com/)

この中本の特徴はなんといっても「辛うまい」ことです。激辛ラーメンというとただ辛いだけという印象を持たれる方もいると思います。
中本の場合は、そんなことはありません。辛さの中にうまみを感じることができ病みつきになります。そして、そのうまみの原動力の1つが、特製の麻婆豆腐です。看板商品「蒙古タンメン」をはじめとして多くの商品にかけられています。

この麻婆豆腐が本当に辛うまいんです。白米無限に食えます。

他にも、絶妙な麺の太さ、多くの悪魔的なメニュー(味噌卵麺や北極など)など紹介したいことはたくさんありますが日が暮れてしまうのでこの辺にしておきます。

私と中本の付き合い

中本と友達同士みたいなタイトルにしましたが、私は中本の中の人と知り合いではありません。しかし、私にとっては、人生を共に歩む大切な仲間です。(一方的)
それくらい今までの人生の中で助けられています。

私と中本の運命的な出会いは、私が大学2年生のときでした。

当時所属していた野球サークルの1つ年上にオールマイトみたいにイカツイ体をした先輩がいました。そのイカツイ先輩が、ある日の野球の練習中、ずっとおなかを下して一度もトイレから出てこなかったのです。オールマイトみたいに明るく笑顔な先輩がしょんぼりトゥルーフォームになっていました。

「どうしたんですか?」と聞いたところ、「昨日、中本を食べておなか下した」と言っていました。中本とは何か気になった私はググっていました。
そして、真っ赤なラーメンの写真を見て、よくこんなものを食べる人がいるなと思いました。

しかしどこか引っかかった私は、翌日気づいたら高田馬場にある中本にいました。
そして、蒙古タンメンを頼んでいました。
その時の感想は、「辛い。食えたもんじゃない。」でした。

しかし、不思議とその翌日あの味が恋しくなったのです。
あれまた行きたい。そして気づいたら、翌日も来ていました。

そこから止まらなくなりました。週5くらいで当時は行っていました。そして、中本を食べることが日常の楽しみになりました。つらい時も、楽しい時も中本を食べて気持ちを分かち合っていました。

大学生のとき、1年間、海外留学した際も日本のもので一番恋しかったのは中本でした。当時付き合っていた彼女に「私に会いたい」とは一言も言わないのに、「中本食べたい」はたくさんいうのねとSkype通話で泣かれて、困ったことをよく覚えています。異国の地でもあの味、中毒性を忘れた日は1日たりともありません。

新入社員の時、仕事で小さな成果を出したときに、ご褒美に先輩が好きなものを奢ってくれるというイベントがありました。何食べたいという問いに純粋無垢に「中本」と答え、先輩をドン引きさせたこともいい思い出です。
そして月日は流れ、今も週1回は中本に通い続けています。毎週1回と決めている中本を食べることが日常の楽しみとなり、日々に彩りを与えてくれています。間違いなく私が満たされ、日々成長していくための原動力の1つとなってくれています。

中本、本当にありがとう。

私の注文方法

この項は本当に自己満足なので、興味ない方は読み飛ばしてください。
書く予定なかったのですが、書いているうちに紹介したくなりました。笑

私は、3パターンの注文を最近はします。

・五目蒙古タンメン+野菜大盛+半ライス
・味噌卵麺+麻婆豆腐の単品+半ライス
・五目味噌タンメン+麻婆豆腐の単品+半ライス

【五目蒙古タンメン+野菜大盛+半ライス】
この注文方法は、いわば私の中の王道です。
看板商品の蒙古タンメンにゆで卵と辛し肉をトッピングした五目蒙古タンメン。
これが最高においしいです。ゆで卵は、味をリセットするような役割を担い、辛し肉は絶妙な辛さとうまみです。書いていてよだれが止まりません。

近頃は、野菜大盛にすることにしています。+70円で野菜が倍くらいになるのでコスパ良しです。トロトロに煮込まれた野菜の甘みが味に複雑性をもたらし、うまみの立役者になっています。

そして、欠かせないのが半ライス。私は、絶対ライス頼みます。中本で半ライスを頼まないのは、マクドナルドでハンバーガー頼まないのと同じくらい意味がわからないです。中本のラーメンには、必ずライスが合います。
ちなみに「半」にしているのは、体重増加を気にしています。

【味噌卵麺+麻婆豆腐単品+半ライス】
ある程度の中本好きなら絶対に外せないメニュー味噌卵麺の登場です。
炒めたもやしと肉を濃厚で辛い味噌スープと合わせ、たっぷりのゆで卵をのせた逸品です。その場調理のためその日作る人によって味が少し変わるのがまた魅力です。

しかし、この味噌卵麺ひとつ弱点があります。麻婆豆腐がかかっていないのです。その弱点を補うべく私は単品麻婆豆腐を追加注文します。
(蒙古卵麺という味噌卵麺に麻婆豆腐がかかっているメニューがある店舗もあります。)

そして、もちろん半ライスは欠かせません。

【五目味噌タンメン+麻婆豆腐単品+半ライス】
五目味噌タンメンは、野菜がたっぷりでスープは味噌卵麺と同じというメニューです。たまに野菜を多く摂取したいというときにこちらを頼みます。

弱点としては、私の大好きなゆで卵が1/2しか入っていないことです。1個入っていたらもう少し頼むのになあ。

また、麻婆豆腐がかかっていないため単品麻婆豆腐も外せません。
そして、半ライスは言わずもがな。

なぜ好きなのか

私が中本を好きな理由は、1つです。
私の日常に入り込んで、中本を食べていない時間を充実させ、日々一つひとつのアクションを実施する原動力の1つとなるからです。

重要なのは、中本を食べている時間ではないのです。
食べているとき以外の時間なのです。

食べているとき以外の時間に、仕事や自分の夢のためにやるべきことを頑張らせてくれる存在が中本なのです。
人間は弱く、折れやすいものです。しかし、小さなご褒美や目標があればがんばれます。

ブレダ応用科学大学での実験で、ご褒美は人間の幸福度をあげることが証明されています。そして、その実験の中では、ご褒美をもらうためにどうすればいいか計画をしているときに幸福度が上がるという結果になっています。つまり、ご褒美をもらうということ自体は幸福度に影響がなく、ご褒美に向けて頑張っているときに幸福度が高まるのです。

私は、中本をご褒美として設定することで仕事や自分のやるべきことを幸福度高くやれることができています。
この事実を知ってから、私は小さな楽しみをたくさんセットして自己承認するように心がけています。中本はその中でも中核の1つです。

しかし、ここまで強く日常に入り込めるのは中本ならではです。
なぜ、中本が食べていない時まで私の日常に深く入り込み、幸福度をあげてくれているのかには、3つの理由があると考えています。

・最高の味で行くたびにいつも最高の満足感を与えてくれること。
・味のインパクトの強さが中毒性を招きまた食べたいという連想をさせること。
・特徴的な赤という店舗デザインで赤を見ると中本を連想させること。

まず何より最高の味で食べたときにこの上ない幸福感を感じさせてくれます。そして、そのうえで中毒性のある味が、店舗を出た後も食べたときの幸福感とともに思い出されます。そして、最近は「赤」を見ると中本を思い出すことすらあります。中本はそのインパクトの強さで日常の中でどうしても思い出し、恋焦がれる存在になるのです。

ここまで日常の中に、埋め込まれるからこそご褒美として最高の機能を果たしてくれています。サービスを体験している時以外でも人を幸せにするというのは、本当に素晴らしいビジネスだと思います。中本はその忘れがたい店舗体験を通して、人々を満たし、日本にある幸福の総量を増やしています。

この話から学べることは何か

ただ、愛を漏らしただけで終わらないように意識しているのがこのnoteです。この話からの学びは、2つあると考えています。

・好きを語ることは、自分を満たすことにつながること。
・なぜこのビジネスが流行っているのかという抽象化の重要性。

【好きを語ることは、自分を満たすことにつながること】

好きなことを語ると感情が動きます。
感情が動くと幸せホルモンと呼ばれるセロトニンが分泌されやすくなります。セロトニンは、ストレスの軽減に効果があり人を幸せにします。
つまり好きなことを語ることで、幸福度が増すのです。

好きなことなんてそうそうないよという意見もあるかもしれません。
しかし、好きなことは絶対全員にあります。
気づいていないだけです。

私も昔は、自分が無趣味だと思っていました。しかし、自分の中の好きを見つけることを意識した瞬間に好きなもの、趣味などを大量に見つけることができました。

好きなことが見つからない人は、まず自分を見つめなおして自分の小さな好きを承認してみることをお勧めします。そして、見つかったらそれを人に語りましょう。

これをすると、自分のことが好きになります。
そして、自分が満たされ幸福度が上がります。

今日中本について語ったことで私の気分はとてもいいです。

【なぜこのビジネスが流行っているのかの抽象化の重要性】

抽象度を上げて考えることで、その具体的事象を人生のほかの場面に活かすことができます。

普通に中本が好きな人は、ただ味が好きとか辛い物が好きとかで終わってしまいます。
しかし、味が好きだと何がいい、辛い物が好きなのはなぜかと普通の人が考えないところまで考え切ると新しい発見があります。

私は中本を自分がなぜ好きか突き詰めて、食べていない時間を充実させてくれるという結論に達しています。
このことは私にとって、非常に意味があります。
小さなご褒美を大切にすることで、幸福度があがるということに気づけました。その結果、私はさらにほかのご褒美を設定、もしくは意識することができます。

私もまだまだ、できていないのですが、なるべくものごとを抽象的にとらえるように努力することで、間違いなく人生は良くなります。

最後に今日のアクションプランです。

1週間以内に新たな小さなご褒美を設定する。

小さなご褒美を増やすことで、自分の幸せな気持ちを増やします。

好きを書くと長くなってしまいますね。
ありがとうございました!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?