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クライアントの言語化が”完璧”な時は表情を観察してみよう

おはようございます。こんにちは。こんばんは。
コーチのくまごろうです。

相棒のMacの画面の光が強すぎる時と弱すぎる時の差が大きすぎて目が痛くなる時もあれば全く画面が見えなくてイラっとくることもあり、まだまだ「相棒」と呼べるほどの関係性が実は築けていないんじゃないかと最近感じています。

というような、どうでも良いことは置いておいて、
今日もつらつらと頭に浮かんだことを書いていこうと思います。

頭の中にいろんな「言葉もどき」が飛び交っている中で、
どれを取り出して、どう言葉に紡いでいこうかと考えているこの瞬間が自分にとっては一番楽しいというか、それでいてもどかしいというか、そんな時間が言語化が軌道にのりはじめる少し前のタイミングなのですが、

コーチングをしていると、このタイミングなんかないかのように、
最初から凄まじい勢いで言葉の波の連続を発する人にお会いすることがあります。

私はそういう人と出会うと、とても感心します。
というのも、理路整然と、自分が現在置かれている状況や、理想の状態やゴール、その理想を実現するための解決すべき課題、そのための解決策と、今後のプランについて、話すのですから。

このような方は、さらに2パターンわかれるのが興味深いところです。

<パターンA>
話を聞いてくれる人が純粋に欲しかったパターン。そして、背中を押して欲しかったパターン。または、言語化に集中する環境や場が欲しかったパターン。
ひたすらクライアント様が独白するようなパターンですね。
このパターンの場合は、非常に面白いのですが、自らすらすら言語化したにも関わらず、今日はありがとう、とても言語化できて良い時間だったと、満面の笑みで終えることが多いということです。

セッション開始から、セッション終了まで私が発した言葉は、
・今日のテーマは何にしていきましょうか?
・ふむふむ・なるほど
くらいで、あとは、話されたことをグーグルドキュメントにリアルタイムで書き起こしていくだけです。

そうすると自然と、言語化が完成していって、必要に応じて、補足がクライアント様から入ったり、「ここはこうだな」とか「ああそういえばこれ忘れていた」というように、自動で修正がなされていく。

クライアント様が非常に満足して、またお願いします!と笑顔で去っていくので、万事OKというのがパターンAです。(正直お金をもらっていいんだろうかと思うのもこのパターン。)

<パターンB>
すらすら話が出てくるところ自体はパターンAと一緒ですが、
どうにも踏ん切りがつかないというか、絶妙な顔をしていることが多いのがパターンBです。何かというと、実は本当に話したいことを話せていないパターンもしくは、ここまでは自分で考えたけど、それとは全く違うところに課題があるんじゃないかと思っているパターン。または、頭ではそう考えるのが正しいと思っているけど、心が反発しているパターンです。

このパターンの人は言葉だけ聞いていると何も問題なさそうなのですが、
表情や目の動きを観察していると結構苦しそうにしていたり、釈然としていないようなことが多いです。ただ本人としてはそういう表情をしていることに本当に気づいていないのか、隠せていると思っているのかはわかりませんが、そういうふうに見えますよ、と伝えてあげると、驚くとともに、ちょっと雰囲気が変わって、実は、、、というように話しはじめることが多いです。

そうなったあとは、心情の吐露が始まったり、本当に取り扱いたいテーマが始まったりするのでようやくコーチングセッションスタートとなります。

この2パターンに分かれるなと気づいてからは、
すらすら言語化できる人と出会った時は表情や目の動きや、その人のオーラ(というか雰囲気)をじっくり観察するようにしています。(もちろん話の内容も傾聴します。)

今回はコーチングで気にかけていることを書いてみました。
ここまで読んでいただいてありがとうございます。

ではでは

コーチのくまごろう


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