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君も「Deep One 虚無と夢幻のフラグメント」を始めよう!と勧誘するための記事

はじめまして。やながわです。X(旧Twitter)でよくとのフラこと『Deep One 虚無と夢幻のフラグメント』の話をしてるおじさんです。
突然ですがその(アダルト)ブラウザゲームの宣伝をしようと思う。なんというか1人でも多く沼に沈めたいんですね。
サービス開始当初はどうなるかと心配したものだけどなんだかんだで4周年を迎える本作、まだまだ元気です。でもこの手のゲームってぶっちゃけいつ終わるかも分かったもんじゃないので長く長く運営を続けてもらうためにも道連れは多いほうがいい。


はじめに

まず前提として、『Deep One 虚無と夢幻のフラグメント』は2018年に大手アダルトゲームメーカーのNEXTONのブランドのひとつ、Namelessから発売されたアダルトPCゲーム『Deep One -ディープワン-』を原作としたスピンオフ作品である。

2018年10月26日発売。2023年にはコンシューマ版も発売された
続編の発売は発表から2年半立っても未定

この原作についてはまた別に語る(予定な)のだが、とりあえず直接の続編ではないため原作をプレイする必要はない事を先に明言しておく。何なら俺も原作よく知らないまま始めたし。
世界観は同一のため設定、用語こそ共有しているが『虚無と夢幻のフラグメント』は『Deep One -ディープワン-』本編から数十年ほど未来の話であり、さらに登場人物も一新されているのでとのフラを読み進める上で原作知識は無くても特に支障はない安心設計。
いくつかのオマージュ要素や原作を意識した小ネタなどはあるものの基本的にはとのフラ単独で一通り自己完結している。

その後2020年5月12日にDMM/FANZA GAMESにてサービス開始。
妙に出るのが早いなと思われた人もいると思うがこれは元々連動した企画とかではなくDMM側からアプローチしたことがきっかけだったり。

大雑把にどういうゲームか語るならぶっちゃけよくあるRPGである。
ちょっと変わった所としてこの手のソシャゲ・ブラゲでは珍しいSDを使わないフロントビュー形式というところ。
通常攻撃で立ち絵が攻撃モーション取って、スキルを発動するとカードイラストが動いてバーン!みたいな感じのゲームです。でもみんな3倍速にして演出スキップするだろうからアニメーションほぼ見ないよね…。

だいたいこういう感じのバトル画面になっています
スキル(必殺技的なやつ)の発動時にはカードイラストを用いたアニメーションあり

魔術を操る魔術士の女の子達が主人公と一緒に異界を探索していくという話で、メインストーリー第一部では魔術的に封鎖された海底施設に閉じ込められたのでその元凶に接触して解除させるために元凶のいる異界を探索し、なんやかんやあって封鎖解除に成功。
本記事投稿時点(2024年5月)において展開中の第二部ではこの海底施設がテロで轟沈寸前まで追い込まれたので起死回生を賭け元凶に再び接触してなんとかしてもらおうぜ!…というのが本当に大雑把なあらすじ。
実際のところはこの辺の大筋はありつつ別のすったもんだがあるのだがこの辺はまたおいおい。2部とかもうある意味施設どころの話じゃなくなってきてるし…。

アピールポイント

ストーリーが良い

書いておいて何なんだけど俺は基本的に他人のいう「面白い」をあまり真に受けないタイプの人間である。
だってそうでしょ、感性なんて人それぞれなんだもの。ただ紹介するうえでこの点に触れないのもおかしな話なので一応主観を混じえないよう客観的な情報で語っていこうと思う。
まず特徴的なのがモノローグが多い構成でだいたい1イベントに余裕で2、3回以上あったりする。この点はライターの癖?なのかは不明だがとにかく多い。
序盤は互いへの不信感から割とギスギスした描写が多いがなんだかんだ打ち解けていくので序盤の嫌な空気感はあまり引っ張らなかったりする。
ティザーPVで用いられた「誰かを想う人の心が黎い海の底で希望を紡ぐ」というフレーズはとのフラの本質を捉えたものであり、第1部7章はまさにこの通りの展開だったと言える。

ティザーPVのこのフレーズ個人的にすごく好き

メインはシリアス、イベントはコミカル…というとこの手の話題でよく聞く「話が面白いソシャゲ」のテンプレみたいな紹介みたいになるんだけど実際そうなんだからこればっかりはしょうがない。初期のイベントは比較的真面目な話も多かったが最近は8割ぐらいはギャグ展開が多い。たまに思い出したようにシリアスする。
例外的に三部作で進行する異典イベントはメインに近い空気感で繰り広げられるシリアスなイベント群となっていて、登場キャラの一つの決算となる真面目なお話となっている。

2022年の2.5周年に開催されたイベント人気投票では開催時点で実装されていた異典イベント3つのうち2つが1位と3位に、残る1つも6位に入るなど異典イベントの高い人気が伺える

キャラクターの魅力を深堀りしやすいゲーム性

本記事投稿時点で主にメインとなるレギュラーキャラが45人、諸般の事で味方に加わらない(加われない)外伝キャラが15人。計60人が4周年時点でのとのフラの全プレイアブルキャラクターである。
(「異典」と呼ばれる分類のキャラクターもいるのだがこちらは某型月で言うところのオルタとかそっち系で本作では元になったキャラの特殊な衣装違いとして扱われている)
4年続いたブラウザゲームのキャラ総数としてはかなり少ないのだがそれもそのはず、本作はキャラの実装数を抑えて衣装バリエーションを増やす路線を取っているため。

攻略wikiの「キャラクター別一覧」のページより。外伝からレギュラーへ昇格したジュリア周りが未対応だけど気にしない方向で。ところで外伝組が一部画像表示されないのはおま環?
(5/11追記)ここで話題にしたらところきっちり対応して頂きました。申し訳ねぇ…

このため一般的なゲームよりもキャラ1人辺りに対する割り当てが多めなのが特徴…なのだが商売も絡むせいかなかなかそう上手くはいかないのが悲しい所。
年単位で追加がないキャラもいる一方、酷い時には半年で5ユニットというトチ狂ったペースで実装された亜紗花キャラもいるなど残念ながら格差は大きめ。

また、ルーム機能があり各キャラクターごとに割り当てられた部屋を勝手に模様替えすることが出来る。模様替えに必要な家具の購入は専用通貨のルームコインを使用することになる。

デフォルトの部屋。殺風景
バレンタイン風(?)のチョコだらけの部屋に。なお足元はクッキー柄

キャラごとに対応した家具を設置するとルームエピソードが開放される。
カードエピソードは基本的にはキャラと主人公の2人きりの話なのに対し、このルームエピソードは主人公を混じえないキャラ同士のやりとりが多い。

亜紗花のルームエピソード一覧。スイーツカウンター(画像の右側にあるもの)を設置すると該当のエピソードが開放される。ハートがついたものは後述する「スペシャルルーム家具」にあたる

イベントでのやりとりとも違う、彼女たちの日常を垣間見せる横のつながりが見られるのがポイント。
他にもコンビの関係性をフィーチャーしたメモリアや、4周年から新たに実装されるASMR音声を混じえたR-18要素の絡まない健全な新機能プライベートルームなどキャラクターに重きを置いたコンテンツが充実している。
そういう意味ではとのフラというゲームは良くも悪くもキャラゲーだと思っている。かわいいを人質にされた我々はガチャに突撃してはくたばるのだ。

バトルでは装備品にもなるメモリア。王道のコンビから変化球まで様々なコンビが1枚絵とともに描かれるコンテンツ。ちなみに後述するが寝室付きである
4周年直前公式生放送で発表された新機能「プライベートルーム」。最初に実装されるのは亜紗花とブリジットだけとのことだが徐々に拡張予定。ライターI氏によればボイス量がヤバいらしい

スキップとオートで回せるゲーム部分の気軽さ

この手のゲームやってるとデイリー消化が大変!とお悩みの方も多いとは思いますが、とのフラはある程度軌道に乗れば、という前提ではあるが比較的楽にプレイ出来るサブゲーとして回しやすいゲームだと個人的には思っている。
おおむね任務報酬が絡む1日のノルマとしては、

◯タワー(1日1回だけチャレンジ可能。オートで終わる)
◯アリーナ(1日10戦、挑戦回数5倍消費なら2戦で終わる)
◯イベント(任務報酬のノルマとしては10~20周。オートで終わる)
◯復刻イベント(任務報酬のノルマは最大40周。オート、スキップも可能)

くらい。またなるべく回ったほうがいいものも

◯属性クエスト(スキップで終わる)
◯曜日クエスト(スキップで終わる)

…とサクッと終わるか放置してれば終わるものばかりでゲーム部分にかかる労力は少なめ。よくあるレイド要素も一瞬だけあったけど今は無いので拘束時間も控えめと社会人にも優しいゆるいゲームです。
スキップのために必要なクエストスキップチケットもイベント報酬でそれなりの数が貰えるほか、交換所でも入手可能なので持て余しているプレイヤーもいるほど。一応現行イベントのみ専用のスペシャルスキップチケットが必要になりますがこれもイベントで貰えます。
ただ装備の数を揃えようとすると通常クエストも回らなきゃいけなかったり属性クエストは該当属性のユニットしか使えないので始めたてだと戦力不足で満足に攻略出来なかったり開始直後は特に苦労する場面もある。

常設で拾える便利装備「ファヴニルの火輪」と「ボルソルンの茨冠」が狙える通常クエストHARD
ドロ率が渋い上に挑戦回数制限があるため暇な時やキャンペーン中に掘りたい

またフレンド機能がないという思い切った仕様で、基本的に他人と絡むのはアリーナでの非同期対戦のみとなっている。
ただフレンド機能がないのは短所でもあり、フレンドから借りた戦力でパワーレベリングだぜヒャッハー!!みたいなプレイングが出来ない点は一長一短。イベントの攻略などはどうしても自力のみでやるしかないため最初の数ヶ月くらいは少々苦しいプレイを強いられてしまうのは辛いところ。

寝室(R-18要素)が充実している

アダルトシーン…いわゆる「寝室」が多い。ホントに多い。
エロかよって言う人もいるかもしれないけどこちとらR-18のエロブラゲだぞ!エロを推して何が悪い!!!

特筆する点としては[はじまりの絆]と呼ばれるエピソード群。
これは外伝、コラボキャラを除いたレギュラー枠のキャラに用意されているものでユニットの所持状況に関わらず全員分が最初から開放されている。
この[はじまりの絆]はそのキャラの紹介的なエピソードなのだが、この中に寝室シーンも1つ用意されている。これによりレギュラーキャラ全員の寝室1つがゲーム開始直後から閲覧出来る。
性質上この[はじまりの絆]の寝室はそのキャラとの「はじめて」を描いたものになるというのもポイント。そっち系の描写が好きな人には刺さるかもしれない。
ただし例外的にノルン、フラウ、ジュリアのような外伝から昇格したキャラは扱いが異なるので注意。ノルンはチュートリアルで、外伝キャラは外伝時代のユニットがそれに該当するがフラウだけはなぜか[黎明]実装まで本番自体がお預けになっていた。理由は運営のみぞ知る。
ちなみに本作、経産婦のベアトリーサを除いてみんな未経験である。

4周年直前に外伝からレギュラーへ昇格したジュリアの[はじまりの絆]。事前に2つシナリオを読む必要こそあるがそれ以外の解放条件は無いのでゲーム開始直後から即開放可能

ユニットには基本2つ。
4段階のレアリティのうちNはなし、Rは1つなのだがこのレアリティ帯のユニットは2020年12月に追加されたクィンシーに対応したものを最後に追加されていないので考慮の必要なし。
イベ報酬はSRでここから2つ。さらにSSRになると一部のユニットの2つ目がアニメーション仕様に。このアニメ、つくorつかないのパターンがある程度決まっているのだが説明すると長くなるのでここでは割愛。

N、R、SR、SSR比較。R以下のレアリティは初期キャラ21人+パトリシア、クィンシーにしか存在しない。アニメありの寝室は項目の右上に分かりやすく表示される

さらにここに復刻イベントの周回報酬で開放される新規の寝室、月イチで増えるスペシャルルーム家具とだいたい月一以上で増えるメモリアもある。
特にSP家具とメモリアは女の子2人との3Pなのも特徴的。家具は月イチ、メモリアはたまに月2つ実装されることもあり、その分だけ3Pが増える。
姉妹や友人といった定番の組み合わせから普段あまり接点がない意外な組み合わせまでバリエーションも豊富。

あまり他のエロブラゲでは見かけないR版専用の寝室閲覧機能「ギャラリー」も搭載
「リコレクション」がメモリア用のタブになっている

まとめ

他にも語りだすとキリがないし文量も酷いことになりそうなのでひとまずこの辺りにするが結局のところ合うか合わないかは触ってみないと分からないと思うでまずは騙されたと思って触ってみて欲しい。

無料でたっぷり遊べる!なんて甘言は言わない。ぶっちゃけ推しがお高い女だとある程度課金するかよっぽど徹底した倹約するかバカみたいに運が良いかじゃないと付き合いきれないと思う。
ガチャの確率酷いよとかキャラ実装の格差酷いよとか魔晶ミッションもうちょっと何とかしろとか限定多すぎとか恒常メモリア増やしてとか悪い所も言い出せば無数にあるけれどなんだかんだ4年続いているのはやはり相応の魅力があるからだと思っている。
ストーリー自体もそうだがプライベートルームのようなガチャ関わらないコンテンツの充足も始めているため世界観やキャラクターに浸る分にはほどほど程度の付き合いでも相応に満足出来るものがあるはずだ。

(5/11追記)プライベートルームはガチャではなかったけど有償かつ限定だったよ…
みなさん、これがとのフラ運営のやりくちです。沼に足を踏み入れる際には覚悟してください

何かわからないことや難しいことがあればぜひ気軽に聞いてもらえれば助け舟を出すのでまずは一歩目を試しに踏み出してみて欲しい。
お世辞にもメジャーな界隈ではないので新人さんは大歓迎です。
ただバトル関係は4年経ってもなお雰囲気でやってる人間なのでそっち方面は違う人に聞いてもらえれば…参考に出来そうないい人は紹介するんで。

こういう知らない人向けの紹介文を書くのは初めてなので荒い部分もあったと思いますが、もしあなたがとのフラに興味を持ってくれたのなら嬉しい限りです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。

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