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初めての妊娠・流産#投稿3日目

#毎日投稿3日目
 昨日公開できず、、、
 気を取り直してnoteに向います

2000年初夏

結婚式を1ヵ月後に控えて
忙しくも幸せに過ごしていた私の身に起こったこと

生理が3日遅れてる、、
気づくと1週間遅れている

結婚式の準備や引越しのことなどで
落ち着かないから遅れているのかな
なんて考えて10日たつ。

規則正しい周期(28日~30日)なので
非常に珍しく、不思議だった

そして実家の母の一言
妊娠しているんじゃない?

まさか・・・まさか・・・それはないだろう。
先月のことを必死で思い出す。
避妊、、、していない日はあったけれど、
どう考えても排卵期ではない。
でもまだ来ない。
生理が遅れて13日になる、おかしい、
まだ来ない。

初めて妊娠検査薬を買って試す。
結果、くっきり陽性。
判定結果にびっくりした。
喜びなどなかった。
驚きと不安でいっぱい。

母に
妊娠みたい』と言うと
『あら』
『気持ち悪いとかない?』
と聞かれ
『全然ない』と答えた。

私はものすごく動揺した
困る、今、妊娠は本当に困る』などと言い、
母に怒られた。

当時の私は、結婚後1年位は絶対2人がいい!と思っていた。
1ヶ月後に行う結婚式披露宴だってオリジナル感たっぷりで
ゲストを楽しませようと
一人でドタバタと準備を楽しんでいた。

妊娠、、、
本当にこれっぽっちも考えていなかったのだ。

避妊はしていなかったけれど
別に赤ちゃんは嫌いではないけれど
年齢的にも若くもないけれど。

彼とは22歳頃から
じゅうぶんいろいろ楽しい時期を過ごしてきた。
周りからもやっと結婚だねって言われるような
長い付き合い。

周りは、いわゆる適齢期で結婚
既に妊娠、出産を経験している友達もいる。
姉も出産していて既に2人の子どもがいて
3人目を妊娠中。

次女の私は昔からちゃっかり者で
自分で決めて行動するタイプだった。
周りとは違ってもあせらずマイペース。
頑固な面もあるようだ
想定外、予定と違うことが起きると
なかなか切り換えることが難しい性格でもある。

妊娠は想定外

計画的に妊娠、出産したかったのだ。
大体、計画通りにいくものだと信じていたのだ。

妊娠の知識ゼロのまま次の日産婦人科へ
初めて受ける内診、嫌だった。

先生の話
『尿検査では妊娠反応がばっちり出ています、
が排卵がおくれていたのかな、
週数にしては胎嚢が小さいんですよー。
今、6週0日だと思うけれど4週くらいの大きさしかない、
もしかすると育たないで流産するかもしれません。
流産は10人に1人は起こりうることだから。
2週間後にまた来て下さい。
もし、おなかが痛かったり出血があった場合はすぐに来て下さい。』

頭が混乱した。
妊娠についても知識ゼロ、
今まで大きな病気や事故などしたことのない
自分の身体の中で一体何が起こっているのか怖くなった。
パニック状態

流産って???

それから1週間後
出血とお腹の痛みを感じ産婦人科へ行く。
超音波
『あ、小さいけれどチカチカ動いているの見える?
 これが心臓かな?』
『あー良かった。』
こんなに小さいのに心臓があって動いている

なんとなく安心、したのもつかの間
帰宅後、猛烈に下腹が痛くなった。
ソファーで横になるけれど痛みは強くなる。
我慢できずトイレへ。
出血、何か塊が出た
おなかの痛みが楽になった。
塊をトイレットペーパーにくるんでトイレから出る。

ソファーに戻り横になった。
涙が次から次へと溢れて止まらなかった。
身体も心も苦しかった。

妊娠発覚から10日間、
妊娠・出産の本を読みまくり知識を詰め込んだ。

ばたばた動き回ってはいけない!と、
披露宴の準備も自分でいろいろ作りたいところを
グッと我慢して
ブライダルコーディネーターにお任せすることにした。
新居への引越しも業者に任せた。

一体何がいけなかったのだろう?

なんで?なんで?何で流産?

なんでいなくなっちゃんたんだろう?

妊娠を初めて知った時に
困る、今妊娠したら、赤ちゃん出来たら、困る
と思った気持ちが
赤ちゃんに通じてしまったのだろう。
私のせいで赤ちゃんはいなくなったんだ

自分を責めた。
結婚式披露宴24日前の出来事。


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