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ずっと真夜中でいいのに。『本格中華喫茶・愛のペガサス 〜羅武の香辛龍〜』ライブレポ@Kアリーナ横浜(Day1&Day2)

この度、『本格中華喫茶・愛のペガサス 〜羅武の香辛龍〜』(通称:羅武ペガ)に両日参戦しましたので、毎度のことながら徒然なるままにライブの感想を記していきます。音楽に造詣が深い訳でなければ、表現力に富んでいる訳でもない、単なる雑多なレポではございますが、"スパイシー"な眼差しではなく、"羅武"な眼差しでお目通しいただけますと幸いです。

注:Day1とDay2を混在させながら書いておりますのでご了承を!そしてちょくちょく間違えてるとこあるかも。適宜修正します!


【開演前(会場付近)】

Day1&Day2ともに天気は快晴!最高にライブ日和な2日間でした!昨年の叢雲は天気が悪く、会場付近も少しタフな環境でしたが、今回の羅武ペガは素晴らしい天候で迎えることができました。よかったよかった。

会場エントランス
(窓に映る空も青く晴れ渡っている)
毎度恒例のプレミアムブース!
ステッカー貰ったよ!
(ちなみにうにぐりくん撮影会は秒でハズれた)
写真スポット
(今思えば"この先80光年先"は伏線だったのか…)

選ばれし者はこの写真スポットでうにぐりくんと撮影ができるとのこと。私は選ばれなかったけど、とりあえずうにぐりくんを出待ちすることに…

可愛い・・・!!可愛すぎる・・・!!ってか愛ペガ水色うにぐりあざとすぎる・・・ツーショット撮影している勝者の姿を尻目に、グッズ展示コーナーへ!

グッズ展示コーナー!
完全に中華店の厨房
ずとまよの中国表記のステッカーも!
蒸し器がいっぱい
ZTMY
色合いが本当に綺麗
このお札も今回のためにデザインしたのかな
中華っぽさもありエスニックさもある
EPOSうにぐりもちゃんといるよ
中華メニューもいっぱい
今回のガチャラインナップ(実物)
(ティーカップ欲しかったなぁ…)

そんな感じで会場の様子を見たりしているとあっという間に開演時間に!

【開演前(ステージの様子)】

なんと今回は開演前・終演後のみ、自席からのステージ撮影が可能に!後日公式から素晴らしい写真が投稿されるとはいえ、せっかくの記念に撮影できるのは嬉しいですね。(次の全国ツアーも同様の対応を期待したいけど開催期間長いしネタバレのリスク考えるとちょっと厳しいかな・・・?と思ったりもする)

自席からのステージ写真(見づらくてごめん)
※アリーナ5列目22番(1日目)

….セットすげーーーー!!!え、これ、新しいユニバのアトラクション???ってくらいに豪華なステージに圧倒される私。愛ペガから大幅パワーアップしています。ライブコンセプトと同じように龍が建物に絡みついている。喫茶メニューが並ぶガラスのショーケース、恋ダビ(スパイシーズ)公演でも登場していた屋台もステージ上に勢揃いしており、今までの集大成が見れることを完全に確信!

開演前は愛ペガ同様にレコードが流れており、開演に向けて気持ちが昂ります。

【セトリ:1曲目(袖のキルト)】

ステージが暗転し、愛ペガのガラスのショーケースが回転すると、ACAねさんが登場!スクリーンに映るシルエットに歓喜する会場!そしてなんと1曲目は『袖のキルト』こーーれはちょっと予想外でした!ACAねさんのハミングはまさに至高にして頂点ですね。

【セトリ:2曲目(脳裏上のクラッカー)】

2曲目は『脳裏上のクラッカー』

もうカセットの"カチッ"の音だけで勝利を確信してしまう。個人的に脳裏上はマストでセトリに入れて欲しい曲なので、愛ペガではセトリ漏れでしょんぼりしてたのですが、今回はその気持ちも込みで存分にジャンプさせていただきました。

ちなみに皆さんは"Don't stop"の時の飛ぶ派ですか?飛ばない派ですか?私は背伸びする感じでちょっとだけ飛ぶ派です。(ガッツリ飛ぶとその後のジャンプにタイミングが合わない…)

(ちなみに2日目は6曲目(花一匁)の後に順番が変わっていました。順番だけ入れ替えるの珍しいよね)

【セトリ:3曲目(こんなこと騒動)】

でぁーられったっとぇん…でぁーられったっとぇん…でぁーられったっとぇん…

"ずっと真夜中でいいのに。です!!!!"

ふぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!きたーーーーー!!!!とうとうライブが始まった感が会場中を包み込みます。『こんなこと騒動』と『ヒューマノイド』はイントロ流れた瞬間に「来るぞ・・・!!」ってなるよね。

"気の抜けた中華街を 涼しげに 意味 淀んだ挨拶だけ"

まさに今回のライブコンセプトに合った歌詞、そして"挨拶"ですよねぇ。細部までこだわっていることが分かるセトリです。(しみじみ)

【セトリ:4曲目(低血ボルト)】

『こんなこと騒動』から『低血ボルト』は反則すぎる…この流れって果羅火羅武と同じ順番なんですよね(たしか)羅武ペガは果羅火羅武の進化系でもあると思っているので、過去のセトリをここで持ってくるチョイスに脱帽です。

ってか最後の爆音トランペット&トロンボーンが最強すぎる・・・

【セトリ:5曲目(消えてしまいそうです)】

5曲目は『消えてしまいそうです』でした!テクプ以来かな?個人的にはかなり上位に入ってくる好きな曲でして、久しぶりに聴けて本当に良かった。。。ラスサビ前のお洒落な間奏をKアリーナという最高の環境で聴けたのは一生の思い出です泣

【MC】

ここでMC! ACAねさんの「楽しみにしてたんだよぅぅ」あまりにも尊すぎて心が持っていかれる観客一同。いつものように「それぞれのペースで、トイレ行ってもいいし…」と優しさに溢れたMCをするACAねさん。ありがとうございます。

そしてバントメンバーの紹介も!今回は"ラブ エキスパート シェフ"として参戦とのこと!みんな本当にカッコいい…

(2日目はその肩書きが出て来ず…誰かに"ラブ"と教えてもらって思い出すACAねさん可愛かったですよね、はい。)

【セトリ:6曲目(花一匁)】

そんなこんなでライブ再開!

MCの「ずっと真夜中でいいのに。になったキッカケの曲」という発言から、0.01秒で『花一匁』を連想する観客一同。あの爆音トランペットイントロはもう勝ち確でしかない。思わず愛ペガが脳裏に浮かんで、「あーとうとう最後の曲か…いや違う違うまだまだこれからだ」となる私。

愛ペガの花一匁から”回す”というしゃもじ拍子が追加され、サビはみんなでしゃもじをグルグルグルグル。既に会場のボルテージは最高潮に!!

【セトリ:7曲目(違う曲にしようよ)】

からの『違う曲にしようよ』!(2日目は脳裏上→違う曲にしようよ)

2番のACAねさんのラップが好きすぎてですね…はい…こんなもんなんぼあってもいいですからね。音を自由自在に扱ってる、従わせている感じが最高なんですよね

【セトリ:8曲目(Ham)】

ここでスクリーンに映し出されるうにぐりくんの指示に従い着席する観客。ACAねさんの繊細な歌声が会場中に響き渡ります。感情を最大限込めて歌うその姿に感動。Hamって本当にいい曲ですよね、マジで(語彙力)

【セトリ:9曲目(Blues in the Closet)】

ここで新曲『Blues in the Closet』を初披露!歌い始める前にACAねさんが「Blues in the Closet…」と言い、歌い始めました。

全体的にラップ調で、でも真夜中の湖面のように穏やかな雰囲気が特徴のこの曲。ACAねさんの心情がダイレクトに反映されている歌詞で、これは改めてリリック確認しながら何回も聴き込んでいきたい曲です。

ってかこの曲のステージ演出が綺麗すぎた。面みたいなレーザーに雲(煙?)のようなものが漂っており、非常に幻想的な雰囲気に。

曲調や演出は違うけど、叢雲の"夜中のキスミ"を彷彿とさせるような特別仕様の演出に心を奪われました。早く配信されないかな・・・

【セトリ:10曲目(ハゼ馳せる果てるまで)※日替わりランチ】

ここで愛ペガ恒例の日替わりランチのお時間がやって参りました!A・B・Cの3つのメニューからしゃもじ拍子で選ぶいつものスタイルです。今日のメニューは何かな?

A:恥ずかしく踊りたくような花椒の痺れ 四川MILABO豆腐定食
B:質の良い焼き焼き餃子と寒がりな季節にも無限大魅力的な強担々麺定食
C:辛味スパイラル絡まるオイスターソースで炒めた春野菜 抗うハゼフライ定食

「え・・・!!MILABO、お勉強、ハゼ馳せのうち、2曲は聴けないの!!!なんて曲の層が厚いんだ・・・」と戸惑う私。「うわーーまじどうしよ、うわー」と思いながら考え抜き、これだ!と私はBを叩く。

選ばれたのはCでした。

ACAねさんの「かしこまりやした!」の声が五臓六腑に染み渡る。。

「よく考えたらハゼ馳せ最近やってないし、むしろCの方が良かったか」と納得する私。ちなみに2日目もハゼ馳せでした。2日目はBとCの決選投票になったのですが、「Cの方が多いけど、昨日やったしな・・・」とACAねさんもかなり迷った様子でしたが、結局Cに!

(恐らく2日目が映像化されることを考えると、MILABO、お勉強よりも頻度が低いハゼ馳せにしたのはむしろ正解な気がする!)

そして毎度恒例のバントメンバーへの無茶振りタイム開始!

[1日目の設定]※うろ覚え
幼馴染の2人(オープンリールのはるさん&マサーン)が中華のパイオニアとしてお店を開くもマサーン(はるさんだっけ、どっちだっけ)が一蘭に引き抜かれ、お互い別の道を進むことに。しかしその後、一蘭でクタクタになったマサーン(はるさん)は再度、元にお店に戻り、2人は仲良く昔のように中華のお店を続けることになる。

ACAねさんが「質問ある人?」と尋ねると、「一蘭に引き抜く人は誰ですか?」と返され、「確かに…」と困惑するACAねさん。結局、キーボードを"弾いている"という理由だけで、潤さんが一蘭に引き抜く人役をすることに。そしてベースのニカさんは「ベースは弾かないで」と言われ、ラーメン屋のお客さん役をすることに

[2日目の設定]※うろ覚え
中華のワンオペ師匠の元に弟子入りがあり(オープンリールのはるさん&マサーン)、一緒に2人で店を頑張るも、悪徳買収人(ニカさん)が忍び寄り、師匠を唆す。弟子はそれを拒否し、師匠は再度自分たちで店を続けることを決意する。

1日目同様、ACAねさんが「質問ある人?」と尋ねると、「悪徳買収人は誰ですか?」と返され、「いい質問ですね」と自信満々で答えるACAねさん。会場全体が「もしかして…笑」と思う中、結局今日もニカさんは「ベースは置いといて」と言われ、悪徳買収人役をさせられることに。もちろん会場全体が爆笑。また、よっちさんは「ワンオペの気持ち分かる?ワンオペの気持ち忘れないで」と、もはや指示でもなんでもないことを言われる始末。

超絶技巧を持つニカさんに2日連続ベースを弾かせないACAねさんがドSすぎる。両日ともに設定に沿った曲調、オープンリールとニカさんによる即興コント(っていうか、しばき合い、っていうか、かけっこ)を楽しむ観客。"なまもの"だなあと思わせるライブ感が溢れる、唯一無二の時間でした。

【特別映像(CV.大塚芳忠)】

ハゼ馳せが終わると会場内は暗転。ステージ横の巨大縦スクリーンに流れる特別映像。そう、スパイシーズの登場である!!

恋ダビの設定を踏襲した特別映像のナレーションはなんとレジェンド大塚芳忠さん(いや、マジでなんで??笑)大塚さんのイケボによって紡がれるストーリーはまさに奇妙で明快でスパイシーでスペーシーでした。要約すると「お客さんをより満足させるには"幻の五香粉"が必要。これを追い求め、ACAね(アカネーン)は地球から80光年離れた地へ向かった」というお話。

つまりこういうことです(どういうこと)

【セトリ:11曲目(マリンブルーの庭園)※スパイシーズ編成】

オープンリールの幻想的で非現実的な演奏が流れる中、登場したのは空飛ぶACAねさん!羽が付いたカブに乗って、ステージからアリーナに向かって飛び立ちます。

みんなに手を振ってて可愛かった。
時々ピースもしてた。
強い(確信)
アリーナに向かって飛び立つACAねさん

サブステージ(アリーナ前方の真ん中あたり)に降り立ったACAねさんはオープンリールの演奏に合わせて『マリンブルーの庭園』を歌い始める。旋風琴も大盛りマシマシでした。真夜中にキャンプファイヤーしながら聴きたい曲ランキングがあれば間違いなく1位だ。

【セトリ:12曲目(君がいて水になる)※スパイシーズ編成】

恋ダビでも演奏したスパイシーズ編成の"君水"が12曲目。サブステでは可愛らしい噴水を備えた水のセットがありました。どことなくNIWA TO NIRAライブを彷彿とさせる懐かしさもあり、非常にエモい演奏と歌声でした。

NIWA TO NIRA(2020年)

【セトリ:13曲目(NEO炒飯)※スパイシーズ編成】

"幻の五香粉"を手に入れるための必要な儀式…それは!そう!NEO炒飯!

アカネーンによるお料理タイム

なんとここでACAねさん、いやアカネーンは炒飯を作り始めた。呆気に取られる会場。そんな反応を全く意に介さずアカネーンは曲調に合わせて観客にしゃもじ拍子を求めつつ、長ネギをみじん切りし、チャーシューを角切りにし、鉄鍋に油を投入していく。

噴水の前で大きなさくらんぼをバックに炒飯を作る…??

溶き卵、ご飯、具材(ネギ・チャーシュー・キムチ納豆)を順に入れ、慣れた手つきで各種調味料を入れながら弱火・中火・強火で炒飯を炒めていくアカネーン…

大量の香辛料
塩・胡椒を大量投入するACAねさん

俺たちは今、何を見せられているんだ・・・あ、でもいい香りしてきた。

仕上げは怒涛のサラダ油、アマニ油、胡麻油、油油油油….機械油!!!!!!

【セトリ:14曲目(機械油)※スパイシーズ編成】

仕上げは、ライブ大道具のパイオニアことマイケルフェイバー氏

料理の流れで曲に入るとは…こんなライブ聞いたことも見たこともない…あるとしたら高熱でうなされてる夢の中くらい。そんな光景がKアリーナ横浜には実際に広がっていた。

どういう絵面??

しっかり機械油を歌い切った後、アカネーンはスパイシーズから"幻の五香粉"を受け取る。なぜか最初と最後だけビジネス口調のやり取りになるのがじんわり面白い。さすがに2日目にはスパイシーズから「途中に出てきたおじさんは誰ですか…?」と聞かれ、「あ、シェフです・・・」と答えるアカネーン。なんてスペーシーなやり取りなんだ。

"幻の五香粉"を受け取ったアカネーンは作った炒飯に数回振りかけて実食。「美味しい…」の一言に会場は祝福のしゃもじ拍子

この辺りかな?2日目の時、胡椒が観客席にも届いたのか、おじさまっぽい方の盛大なくしゃみが会場に轟き、爆笑が起きる。あれ、めっちゃ笑ったな。

【セトリ:15曲目(幻の五香粉)※スパイシーズ編成】

そしてとうとう、満を辞して"幻の五香粉"がスタート!

いまだに音源化されておらず、演奏したのは1夜限りの『恋のダビング〜幻の五香粉を求めて〜』の公演のみという伝説の曲。

恋ダビ行った時の写真(2023/11/29)
恋ダビのステージ写真①
恋ダビのステージ写真②

実はオープンリールの公式Xの「スパイスを探す旅④」の最後の方に少し曲が入っているので、もし良ければ見ることをおすすめする。

一回聴いたら永久に耳から離れないアンニュイな曲調に合わせてしゃもじを振る観客。ウーシャンフェン!チャーシューメン!

歌い終わった後、アカネーンはペガサスの羽がついたカブに乗り、ステージに戻っていく。。。1日目は気づかなかったが、カブのナンバーが「砂猫 ず  46-49」になっていることに2日目になって気付く。こんな伏線が…

砂猫の伏線

【セトリ:16曲目(マイノリティ脈絡)】

ここでステージの雰囲気はハードロック調な演出へと一気に様変わり。そして流れたのはマイノリティ脈絡!!そうです、ライブで聴きたいぶち上げ曲の代表曲の1つのこの曲です。イントロが流れた瞬間に「マイノリティきた!!!!」と沸き立つ観客。ぶち上げの最強ゴリゴリの演奏とACAねさんのエネルギーが大爆発!ステージも火柱が上がり、叢雲の残機レベルで演出がフルスロットルに!!

火柱の応酬

ってか本当にマイノリティが一番演出派手だったんじゃないかな?そんな気がするくらいの熱量でした。本当にご馳走様でした、生きる活力をいただきました。

【セトリ:17曲目(秒針を噛む)】

その流れで秒針へ…そう、ここでなんと「事件」が起きました。それはいつもの「このまま奪って 隠して 忘れたい」のコール&レスポンスの時でした。

いつも通り、しゃもじ拍子でリズムを取る観客。右から左、左から右で叩くのも歴戦のずとまろは完全にお手のもの。ACAねさんもご満悦のようです。

その次にスクリーンに現れたのは"唱"の文字。ACAねさんの「歌える?」にどよめく会場、コロナ禍以降、しゃもじ拍子になっていたこの部分がなんと、歌えることに!!!会場全体に「このまま奪って 隠して 忘れたい」の声が響きます。

↑初期のライブ (ex.真夜中じゃないけど夜にするライブ@代官山)では歌ってたらしいけど、私がファンになったのは2020年の初め(ふふふ展が延期になった辺りの時期)だったので、いつか歌いたいなとずっと思ってました。それはみんなも一緒の気持ちだったはず。

本当に感動した。マジで泣いた。この文章打ちながら思い出して目が潤んでます。最高のひとときでした。多分今後のライブでも秒針は歌うことになりそうなので楽しみです。(これ7月のフェスも絶対に行かないとダメなやつやん!!)

ってかさ、このコール&レスポンス前の菰口さん(Gt.)カッコ良すぎなかった??やばくなかった??マジで「カッケーーーーーー」って声出たわ。

【セトリ:18曲目(残機)】

残機らしい怪しげなベース音のアレンジ演奏と共に、ステージの演出は残機仕様に。ACAねさんの「嫌ーーー」を合図にニカさんの魅力的なベース音が会場内に響き渡ります。

これはもう言うまでもないですね。最強です。会場がもうバチバチに盛り上がりました。無限のパワーがその場にいる全ての人間を圧倒してました。

【セトリ:19曲目(綺羅キラー)】

そしてお次は綺羅キラー!マジでイントロからぶち上げてしまう。コジローさん大好きです。愛ペガでお馴染みになったACAねラップも炸裂です。ラップの内容も羅武ペガ仕様に少し変わってました。

「愛に来たんだーーーーーー!!みんなに愛に来たよ!!!!!」

うぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!

「Moriさんも愛に来たよ!!!!!!」

えええええええええええええええええ!!!!!!!!!!!

カリオペさん登場!!!

マジで誰が予想してたんだって話なのですが、まさかのカリオペさんが登場!

叢雲の時、誰しもが「今回だけだよなぁ」って思ってたこの曲、そもそも愛ペガでやること自体が最初驚きだったのですが、なんと羅武ペガでカリオペさんが再登場するなんて!!

 ACAねラップ&カリラップの共演

ACAねラップの後に、カリオペさんによる本家ラップという夢の共演。なんて贅沢なんだ・・・会場全体が狂喜乱舞して踊り倒してました。

【セトリ:20曲目(あいつら全員同窓会)】

ここでACAねさんがカリオペさんとお喋りする時間に。(なぜかMoriさんと呼ぶACAねさん。叢雲の時はカリオペと呼び捨てしてたのになぜ…?笑)

カリオペさんは辛いものがお好きということで、先ほどアカネーンが作ったデス豆板醤入り炒飯がACAねさんによって楽屋に届けられることに。(ちなみに1日目はこの炒飯が行方不明になってたことが2日目にして発覚!笑)

そのお返しに・・・ということでカリオペさんも参戦しての同窓会がスタート!ステージに来ていたトレジャハンターうにぐり、愛ペガ水色うにぐりと一緒に、シャイなから騒ぎでジャンプジャンプジャンプ!!

カリオペさんはここまでとのこと。観客による感謝のしゃもじ拍子に包まれながらスクリーンの扉から帰っていきました。本当にありがとうございました!!

【セトリ:21曲目(正義)】

ACAねさんが「次が最後の曲…」と言うと、ステージは少し暗くなり、ジャーさんが二胡を弾き始めました。中国の歴史を感じる趣深い音色とともに流れる正義のイントロ。これが本当に良かった。正義のイントロの "正解"が見つかった気がします

ジャーさん

正義も愛ペガではやってなかったので久しぶりでした。モニターにアヒルは映っていないけど、みんなしゃもじを左!右!へとタイミングよく振っています。

ちなみに1日目は「スパイシーーーーー!!!」2曲目は「担々麺ーーーーー!!!」とシャウトしてました。ありがたいです。

そんな感じであっという間に本編が終了、この時点で2時間程度経っており、今回のライブのボリューム感を改めて実感します。

【セトリ:アンコール1曲目(ミラーチューン)】

尊い…(語彙力)

暗転したステージのスクリーンに映るうにぐりくん。愛ペガの冒頭と同じようにペガサスに乗っています。そしてペガサスから降りた彼の右手にはミラーシューター!"バン"と撃つと同時にミラーチューンの演奏が始まります。

何回聞いてもこの曲は楽しすぎる。イェイイェイイェイ!レベルアップ!!

【セトリ:アンコール2曲目(嘘じゃない)】

ACAねさんの「最近作った曲を歌います」の発言にざわつく会場。待ちに待った『嘘じゃない』の初披露です。

この曲、冒頭はしっとり系にも関わらずサビの疾走感が凄まじい…ACAねさんの感情が歌詞にドストレートに現れてて、聞く人の心を撃ち抜きます。映画とのタイアップで聴いた時もサビのぶち上げ感がありましたが、ライブだとそれが何倍にも大きくなってて、会場は最高潮に盛り上がってました。

"初めましての曲"を初めまして出来たのは本当にありがたい。2番以降の歌詞はマイノリティ脈絡みたいに「=」を使った部分も多く、「じゃあ=邪」などずとまよらしい言葉選びもふんだんに散りばめられていました。この記事を書いている今の段階では配信されておらず(5/23配信)、ただひたすらに待ち遠しいです。。。

ペガサスの羽のようなライティングが美しい

【セトリ:アンコール3曲目(暗く黒く)】

ACAねさんも「踊らにゃ損損」と言ってましたが、最後の曲は暗く黒くでした。本当にありがとうございます。このアウトロだけで生きていけます。完全食みたいなもんです。ビタミンも豊富に含まれています。

思わずアウトロに気が行ってしまいますが、今回のACAねさんはいつにも増して歌い出しが優しかった印象です。メリハリを意識して…とのことでしょうか。非常に良かったです…

2番が終わった後にバントメンバー紹介へ。ラブ エキスパート シェフ達によるソロパートが始まります。果羅火羅武の舞台裏映像だったかな(?)ちょっと記憶が定かではないですが、ライブ前の円陣でACAねさんが「仲間だし、敵ーー!」と声を出していました。

ここのソロパートは各々が「自分が一番目立ってやる!!」という気概で熱量マシマシの演奏をしており、みんなカッコよかった。コジローさんの超絶演奏も見れたし、よっちさんのドラム捌きも見れたし、潤さんのキーボード叩きも見れてよかった。この方達からしか取れない栄養素が確かにある。

演奏終了後、来てくれた観客に感謝を述べるACAねさん。いやいやほんとこちらこそACAねさんのおかげで元気に生きています。本当にありがとうございます。

みんなにさよならを告げた後、ステージ中段左にある蒸し器に入るACAねさん。忍者のような手を組みながら、蓋をされて消えていってしまいました。。。

【最後に】

毎回言っている気がしますが、今回の羅武ペガは過去一のライブでした!圧倒的音響でしたし、縦のスクリーンも演者1人1人がしっかり全体で見えてとても良かったです。空を飛んだり、噴水使ったりなど、ここでしかできないような演出があらゆる場面で施されており、Kアリーナ横浜の利点を最大限に活用していた印象です。

素晴らしいステージ!

MCの中でACAねさんは自身が抱える気持ち・心情を隠すことなく観客に伝えてくれていました。歪曲したくないのでここでは詳細を記しませんが、その辛さ(つらさ)を辛さ(からさ)に変えて、楽曲に落とし込むACAねさんをこれからも応援していきたいと思います。どうか無理だけはなさらずに。。。

秒針の声出し解禁、新曲披露、炒飯の実演(!)などサプライズばかりのライブでした。今後、今回のライブを超えることがあるのか・・・?と心配にもなってきますが、ずとまよなら心配無用でしょう。また新しい姿を次のライブで見せてくれるはずです。

ACAねさん、ラブ エキスパート シェフ、スタッフ・関係者の皆さん、本当にお疲れ様でした!ありがとうございました!

ACAねさんとラブ エキスパート シェフの皆さん

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