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キャリア論

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知財業界のコスパが良い知見や資格

知財業界のコスパが良い知見や資格

本記事はパテントサロンの知財系もっと Advent Calendar 2023投稿です。

私は大学卒業以来長年、知財業界に所属し、様々な組織に所属してきました。様々な組織の知財関係者の知人も多く、この業界に精通している自負があります。

そんなこともあってか、大学生や第二新卒の方から知財キャリアについて相談を受けるケースが以前ありました。

「弁理士資格を取るために予備校に通った方が良いのでしょ

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知財部員からコンサルタントへの道

知財部員からコンサルタントへの道

私は、事業会社知財部を経てコンサルティング会社に30歳を過ぎてから移りました。

そのため、知財関係者から「コンサルに興味あるんだけど、実際どうなの?」と聞かれることが時々ありました。

「どう?」と聞かれても一概に答えづらいのですが、何度かこういった問に答えてきた内容を一度まとめておこうと思います。

私自身、「知財✖︎コンサル」に関心を持って、コンサルティング業界に飛び込みましたが、ギャップに

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知財業界での転職エージェント活用方法

知財業界での転職エージェント活用方法

私は3回転職を行いました。私の専門である”知財”を軸にしながらも、公務員→事業会社→コンサルティング会社と大きく立ち位置を変えてきました。

この記事は、知財に軸を置きつつも所属業界を変えようとする方(特許事務所→事業会社、特許調査会社→事業会社、事業会社→コンサル等)に向けて記載します。

おすすめの転職エージェント私が実際に活用して、望む転職を果たすことができた転職エージェントは、リクルートと

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公務員を辞めて得られたもの

公務員を辞めて得られたもの

私は大学を卒業して、新卒で国家公務員になりました。

公務員として約7年勤めた後、公務員を辞め30歳で外界(民間事業会社)へ飛び出しました。

公務員を辞めたことで得られた失ったもの、得られたものは様々あります。

また、私は公務員を辞めてから、公務員の方から転職相談を多く受けてきました。

多くの方が同じような点を懸念されたり不安に思って悩まれるようなので、これまでの振り返りを兼ねてまとめてみよ

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知財人材がこれからのキャリアを構築するにあたって必要なマインドセット

知財人材がこれからのキャリアを構築するにあたって必要なマインドセット

自己紹介私は大学卒業後、一貫して知財に関わりを持って仕事をしてきました。

とはいえずっと企業や特許事務所にいたわけではなく、「①特許庁審査官 ⇒ ②事業会社知的財産部 ⇒ ③コンサルティング会社」と転職を繰り返してきました。

知財人材としては珍しいキャリアと思いますが、狙ったキャリアではなく私なりに情報の網を張りどうするべきか常に考え動き続けた結果です。

私は転職後も複数の転職サイトに登録し

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技術者から弁理士独立に向けたキャリア

技術者から弁理士独立に向けたキャリア

大学卒業して、設計開発者として10年、20年とキャリアを積み、気づけば40代。

会社内でのこの先もある程度見えてきたそんな頃、将来の選択肢の一つとして聞く「弁理士」。

独立も可能であり、これまで培った技術者としての経験が活かせる。人生100年計画と言われるこれからの時代、定年退職後も自分の城を持って長く働けるかもしれない。

…しかし、年齢的にこれから独立に向けたキャリアチェンジが可能なのだろ

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