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【言葉】青田刈りと青田買い、どちらを使いますか?

青田刈りは戦国時代の戦法のひとつで、敵の領地の田んぼの稲を実る前にごそっと刈ってしまい、敵の食料を不足させるのが目的の戦法の名前です。それに対して青田買いは優秀な人材をキープしておくという意味ですから全く正反対の言葉なのですが、今では、青田刈りも青田買いと同じ意味で使われることも増えてきました。
意味、意図が正しく通じればどちらでもいいと思いますが、青田刈りは、特に優秀ではないかもしれないがとりあえず、というニュアンスがあるので、迷ったら青田買いの方を使っておく方が無難だと思います。

ちなみにしめ縄に使うワラは青田刈りすることが多いようですね。

2014年1月18日三枝芳彦のFacebook投稿文を加筆修正

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