見出し画像

その言葉どういう意味?

世の中で見聞きした表現なのだけれど、よくよく考えてみると言いたいことが分かるようで、分からない。言語明瞭、意味不明。
私が思う、そのような表現の代表的事例を紹介します。
 
・プライベートは本人に任せています
 
芸能人に交際が発覚したときに事務所が出すコメント。この逆は存在するのかという。
「本人にプライベートはありません。仕事もプライベートも含め、当事務所が全てを管理しています。」
 
・停止信号の為、停車します
 
電車内でよく聞くアナウンス。それ以外はあるのか。停止信号が無いのに運転士の思い付きで止めてみました。
そもそも停止信号を「停止の理由」にできるのだろうか?ならば、こんなアナウンスもありえる。
「え~ただいま、運転士がブレーキを踏みましたので電車停止いたしております。」
 
・行けたら行きます
 
無責任返事の代表例。
類似例:「出来ることがあったら何でもしますので言ってください」「いやー それは出来ませんね。」
 
・新宿駅前集合
 
リアルで言われたことあって、なぜそれで集合できると思うのか。
「前」はどこなのか、と問うたら「真ん前。」と言われました。
私の地元富山県の高岡駅前集合でも混乱する自信があるのに。西高岡駅前集合くらいで何とかなりそうです。
 
・いない人はいませんか?
 
遠足や修学旅行でバスに乗り込んだあとに先生が言うセリフ。
とても哲学的な問いです。いる人はいるし、いない人はいません。
 
・なぜ絵がうまく描けないのか分からない。
 
絵が上手な人に言われた言葉。
「『絵がうまいね。』と言う人は、その絵がうまいか下手かを見て分かるんだろう。だったらうまく見えるように描けばいいじゃないか。」
世の中のすべての才能に関して、才能を持つ当事者はそのように感じるのかも知れません。



「子どもの貧困の連鎖から愛情の循環へ」
仙台のNPO法人STORIAが実践する成功事例をともに学ぶ無料オンラインワークショップを開催中です。
お申し込み・詳細は下記URLへ。
 


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?