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美容学生の心構え2

米粒です!


前回に引き続き、
美容学生だった自分が在学中に感じたこと、わかったことを挙げていきます

大人の人や現役の美容師の方からすれば当たり前すぎる内容ですが

まだ社会経験がない学生の人などの参考になればと思います

③好きという気持ちと、誰にも負けないという向上心

よく美容師は「好きじゃないと続かない仕事」の代表例として挙げられる仕事です

当時自分が聞いた話なので今はもっと賃金は上がっているところが多いと思いますが

2010年に自分が入学した際は
専門学校を卒業して美容室に就職してからの最初の初任給は手取り14万円と言われていた時代でした

福利厚生の違いはありますが、
たとえ時給1000円のアルバイト先で
1日8時間で週5働いたとしても
手取りとしてはあまり変わりません

さらにアシスタント時代は開店してから閉店まではひたすら先輩サポート
閉店してからも深夜までひたすら練習です

その時間を時給換算するとかなり低くなります

なのでアシスタントで辞めてしまう人がかなり多く、
「よほど好きという気持ち」がないとできない仕事だと思いました

そして美容学生のときから、
少しずつ
「できる人」

「できない人」
の差を痛感します

器用な人や努力する人、凝る人は本当に学生時代から先生に褒められますし
どんどん色々なことにチャレンジできます

できない人だと目の前の課題を及第点まで持っていくことでいっぱいですし
余裕が持てません

しかし、全部が完璧にできる必要は無く
カットがめちゃくちゃうまい人でもパーマ巻きが苦手という人もいますし

カットは苦手だけどカラーは誰よりも速く丁寧という人もいました

学生の頃はまだできないことが多くて当たり前なので、諦める必要はありません

ちなみに美容学校では実技だけでなく、将来の美容室の経営や衛生などの筆記分野もあります

自分は筆記分野だけは毎回学年TOP10に入っていました

それ以外は「逆にどうすればそんなにできないの?」
と言われるくらい実技は苦手でした

実技で何か一つでも得意なことがあればそれを極めるなりしていけばよかったですが‥

自分の成績表は筆記科目は全部A
実技科目はDとEでした(留年対象)

少し話はそれましたが、

次の項目を挙げてから最後にまとめをしていきます!

④仕事を名乗り出る勇気


これは美容室で就職したことのない自分でも
学内サロンのボランティアをしていて1番強く思ったことです

学内サロンといえどお客様からお金を頂く以上は
いい加減な仕事は許されませんし
その日のスケジュールを見てカラーが入ってると
カラーだけでも大まかに
・カラー剤を塗る人
・カラー剤を調合する人
・加温機などのセットをする人
などに分かれますが

最終的には塗ることを何回もやっていかないと
技術も身に付きません

ここで重要なのが

その仕事、やらせてください!」「その仕事、やらせてください!」
と名乗る勇気です

どこの美容室でも1日に対応できる枠は限られていますし

これが上記で書いた
「できる人はどんどんチャレンジできる」
ということです

つまり、
仕事ができる人はどんどんできることが増えていき技術も上がり

逆にできない、名乗り出れない人は仕事は回ってこず、どんどん差がついていきます

それに気づいたときから、カラーのときに
「担当どうする?」
と先生が聞いたときは名乗り出るようにしていました

先生は自分の技術力を知っているので
「今日のお客様はロングで大変だけどできる?」
など言ってくる場合もありますが

逃げてばかりだとそのサロンではよかったとしても就職してからが大変です

美容室に限った話ではなく、
どの仕事に置いても技術を身につけたい場合はいち早く挑戦してトライ&エラーを繰り返しながらやっていくと伸びるのが早くなるなと気付きました

ちなみに自分はカラーはほんの少し得意でしたがシャンプーが本当に苦手で、
学内サロンで一緒に働いていた同級生は1年の7月にはもうすでにお客様のシャンプー担当になっていましたが

自分は半年以上経った2月でも
お客様にシャンプーをしたことは一回もなく
12月くらいに「米粒くんもそろそろシャンプーしようか」
と言われ同級生をモデルにしてやりましたがうまくいかず
「また次教えるからそれまで受付ね」
と言われました

その後自分は学校を中退することになり
結局は一緒に入学した同級生に1年で半年以上差がついたままということになりました

向上心はとても大事なことなので
少しずつ、今日からできることでも何かにチャレンジしてみるのがいいかもしれませんね😄

今回は2パートに分けて心構えを話しました

次回は実際に美容専門学校に通うようになったストーリーを話していきたいと思います!


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