見出し画像

香りへの考え方

どうも、皮肉です。
最近Xにて香りに関するつぶやきをいくつか拝見しました。
そのなかで気になるものについて、いわゆるお気持ち表明させてください。

*万人受けする香りへのつぶやき


とりあえず、まずこれについて
ご本人の呟きを見たわけではないですが、ルラボというメーカー様とある香水が万人受けする香りだとかナントカ…
私のお気持ちはっきり言います、万人受けする香りなんてないよ??
私にとって香りというものは人の好み、まず香り自体が敏感で駄目な人がいるのに、簡単に『万人受け』って言葉は難しすぎて、私は使用できないと思います。
そこまで言われた件の香水の香料を調べてみました。

内容は具体的ではないですが、アニマルムスク中心に、ジャスミン・モス(苔)・アンブレットシード等含まれているとのことでした。
まずモスとアンブレットシードがマニアックだと思いますが…香り自体がフローラルムスク調のため、アニマルムスク中心となると相性が良いので否定はしません。アンブレットシードの精油の効能としては強壮や強心などあります。また女性的な香りのため女性らしさが出ますため、モテ香水扱いとして万人受けする、という言葉を使用されたのかもしれません。

ですが、そのアニマルムスクが駄目って人も結構いらっしゃると思います。(合成香料多いですからね)
天然香料はいいけど、合成香料は苦手!な人も、いらっしゃいます。
私自身、ムスクの種類によっては苦手なものがあるので、基本的にはテスターなどでしっかり試しながら購入したりします。
ジャスミンも甘くて強い香りのため、ムスク調とは相性◎です。香りに敏感な方にはたまったものではないかも…

もうひとつ別のエピソードになりますが、私は姉にストレスが酷いのでアロマをやり始めたい、リラックスできるおすすめの精油を教えてほしいと言われたことがあります。
私はすぐにオレンジスイート、ラベンダー、カモミール等おすすめしました。
すると、即座に『ラベンダーは苦手。トイレの芳香剤みたいな香りだから』と言われたことがあります。
ラベンダーは確かに芳香剤やトイレットペーパー等色々なものに香りつけに含まれることが多くなりました。
(姉に精油のテスターでも試してもらいましたが、やはり苦手という形でした)
ラベンダーも種類がたくさんあります、香りも少し変わることもありますので、万人受けするというイメージを持っておりました。
アロマテラピーでも実際にラベンダーは初心者におすすめのため、言われたときは中々ショックでした。
アロマテラピーは好きな香りで癒やされることが前提です。だから他の香りを試してもらい、好きな香りを楽しんでもらうようにしております。

私の結論としては、香りは好きなものを楽しむのが前提です。ただ、周りの人が自分と同じものが好きとは限らないのですから、楽しむ際は周りにもちょっと目を配らせるのが良いかもしれません。
(※家でひとりで楽しむのなら別ですが)
私も、旦那が香りに敏感な方なのでよくワンプッシュですら付けすぎと言われるくらいに指摘をされます。
このように身近にいる方が不快にならないよう、私自身がその人が平気な香り・香りの強さを気にしながら楽しむ身であります。

そして、香水警察なる方も多いようですが、香料のことを調べるのはかなーりマニアックだと思いますので、誤った知識を広めてしまう方も多いと思います。ゆる〜く楽しむ方もいるということを忘れずに、香りのある生活を楽しめるのが一番ですね。

もし何かハンドメイド作品で香りを付ける方は、商品の詳細に香りをつけていることを説明に加えると良いのかもしれません。
(まず市販の洗剤、柔軟剤も無理という方もいますので!)
今は合成香料の発展の裏で、スメハラ・香害という言葉があったりもします。
自分もいわゆるスメハラや香害になりえるような振る舞いにならないよう日々意識して、そして勉強しながら過ごしていくようにします。

アロマや香水に携わる方・または趣味の方はどのようにお考えでしょうか?
皆様もご意見も聞かせていただけたら幸いです。


この記事が参加している募集

新生活をたのしく