話すことがない


そろそろよくもまあ毎日そんなに書くことがあるなと思われそうなところだけど、あるもんはあるので仕方ない。

しかし、口語で他人と話している時、私はあまりにも寡黙だと思う。(特定の人を除く)

9割の人と話す時、私は 話すことがないなあとずっと思っている。
それの内訳は、「この人に話せることはないなあ」だと思う。

一人面白い友達がいる。
性癖とは精神世界の探究であると話してきたので、私も深層心理で何を願うのかを探ってしまうと話すことが出来た。

だけれど、誰も彼もにこういう話をして回れるかというとそうでもないわけで。

私は察知力が強い。
空気が凍っているとき、すぐわかる。
今の発言はまずかったのか、とすぐ察知してしまう。
そういうことが繰り返されていくうちに、べつに、場を凍らせてまで話したいことなんてないので適当に笑う。
話すことがない。

毎日こんなに考えることがたくさん溢れているのに話せることは1パーセント程度。

そういうわけで、その中でも興味を抱いてくれて、私が話したときは真面目に聞いてくれる人たちに感謝している。

書いてて思ったけれど、相手は相手で、コイツに何話せばいいんだろうと悩まれている感が否めなくて。

私は分かりやすい"推し"もなければ、二次創作に励むタイプではないし、オタクにもなりきれない何かとして彷徨っているんだけれど。

小説を書いていると話してみたら、何を書くのと聞かれ、純文学と返すと
「へ、へえ」
みたいな。感じになる。

わかってはいる。ここでBLなんです〜と言えば大体の女は食いつくんだろうみたいな感覚も持ってないわけではない。

でもその為に書きたいものを変えるなんてナンセンスすぎて。

結局極めて孤独に近い何かのところでウロウロしている。

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