最近結果だけを求めて真実を見失っていると思う

ジョジョの奇妙な冒険は非常に有名な作品ではありますが、実際内容まで全て把握している人は案外少ないんじゃないかなと思ってます。

ただそんな中でも「内容は知らなくてもこの台詞は知っている」というのは多い気がしていて、その中の1つとしてこのような台詞があります。

『そうだな…わたしは「結果」だけを求めてはいない。「結果」だけを求めていると、人は近道をしたがるものだ…………近道した時、真実を見失うかもしれない。やる気も次第に失せていく。』

『大切なのは『真実に向かおうとする意志』だと思っている。向かおうとする意志さえあれば、たとえ今回は犯人が逃げたとしても、いつかはたどり着くだろう? 向かっているわけだからな……………違うかい?』

こうして文字に書き起こすと「そりゃそうだ」ってなる台詞なのですが、こういうのって当たり前すぎて逆に気づけない、ある種のコロンブスの卵的な台詞なのかなと思います。

それでなぜこの台詞を思い出したかと言うと、ちょうど今まさに結果だけを求めて近道をしてしまっている状態だからなんです。

最近、降りかかる困難に対して求められる成果と与えられた時間があまりにも釣り合ってない日々が続いています。具体的には今請け負っている案件について仕様はめんどくさいわ納期が近すぎるわと。

そうなると雑魚SEは何をしだすかと言うと、既存機能のプログラムソースを丸コピしてそっから今回の仕様に沿った形になるように魔改造していき、結果的に「よく分からないけど動いてるからヨシ!」な機能を作っちゃうんですよね。我ながら恐ろしい。

金をもらってる以上しょうがないといえばしょうがない話ですが、社会において参加賞と努力賞は基本的には存在しません。

『納期は守る』『客の要望には応える』『障害は発生させない』

「全部」やらなくっちゃあならないってのが「社会人」のつらいところだな

覚悟はできてませんので、サマージャンボ買って億が当たったら秒で仕事辞めたいです。

ちなみにジョジョは5部が一番好きです(もはや支離滅裂)。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?