【つの版】日本刀備忘録12:双星墜落
ドーモ、三宅つのです。前回の続きです。
建武2年(1335年)、足利尊氏は北条時行らを駆逐して鎌倉を奪還しますが、京都の後醍醐天皇と対立して追討軍を差し向けられます。尊氏はこれを打ち破って翌年京都に入り、一時は九州まで逃げるも勢力を回復、光厳上皇の院宣を奉じて上洛、後醍醐天皇を屈服させます。しかし後醍醐天皇は南の吉野に逃亡して正統な天子を称し、天下に再び尊氏討伐を呼びかけました。これより半世紀以上に渡る大戦乱期、「南北朝時代」の幕開けです。
◆W-Boiled◆
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