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僕のジャズが進展した

現行ジャズの話があんまりできる人がいないのでどうしようかとずっと悩んでいたのだが、GWで進展が3個くらいあった。

僕のドラムのレッスン生の方が潜在的なところで趣味が合うようで、昨日レッスン終わりに「jazz auditriaに行って馬場智章さんの演奏を見てきた」と話してくれた。前回のレッスンでスティックを買い直す為にも社会科見学としてもイケシブ(イケベ楽器渋谷店)に行ってみてくださいと伝えていたのだけど、その日のライブでサポートに入っていた松下マサナオさんのモデルを丁度買ってきたようで、レッスンで使って見せてくれた。

僕はこころを開ける交友関係はそこまで広いほうではないが、そういう相手が近くに変化を伴って発現することにありがたみを感じた。

ふたつめ。イタリアのベーシストから連絡があった。
Instagramで見つけた彼はコンスタントに作品を上げ続けているのだが、そのうちのひとつを聞いてみてくれというメッセージに添えて、日本のジャズを教えてくれないかと書かれていた。英語ができないのでこういうところから体当たりで覚えていこうと思っている。僕のメールアドレスに直々に連絡してくる人もまだまだ多くないので、その意味でも一歩前進した気がして嬉しかった。僕は全く第一線でもなければプロとして生計が立てられる身でさえないが、日本のジャズの今の潮流くらいなら教えることはできる。今から何を話そうか楽しみにしつつ、頭をまとめている。

みっつめ、LINEグループの活動に進展があった。最近のジャズ何聞いてますか、というオープンチャットがあって数カ月前に入ったのだが、最近になって最近でもなんでもないジャズの投稿が目立ってきたので正直どう動こうか迷っていた。そこに投稿されていた1つのノートが目に留まった。5人くらいのグループがもう一つできている。あまり声を大にして言えないがこれは僕の仲間だと思ったので、こっそり入って挨拶したところ歓迎してくれた。

暫くぶりに自分の居心地のいい場所が色々と整備出来てきた。好きなものを突き詰めようとするとどうしても打てば響く相手は少なくなる。好みの幅を広げようとすると軸足がぶれたり、そこまで好きでもないものを守備範囲に入れることにもなる。そんな自分の好きな音楽しか愛せない器の小さい自分が嫌で、ここ3年色々な活動をあえてやってきたが、そろそろ自分のカタチをもう一度皆に見せてもいいのかもしれない。正直僕の好きな音楽は個人的な本音を言うとどこにでもあけっぴろげにしたくはない。ただ一方で、こういう真に嬉しい出来事や本当にいい表現活動をしている人との出会いもあるので、やっぱりゆっくりでも活動は続けていっていいのだろうなと思う。


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