少子化とフェミニズム

こんにちは、白ぶどうです。

女性として生きている私ですが、男性との関わり方以外にも自分の将来の悩みがあります。

今は大学の学部生の私ですが、24歳までの未来はなんとなく思い描いています。このまま大学院に進み、修士で卒業。自分に合う理系メーカーに就職できたらいいな…

25歳になると、結婚、妊娠、出産といったワードが目の前に立ちはだかります。

みなさんは子供を産みたいと思いますか?

女子会をすると、結婚・出産はしたいか、という話題になります。
私の友達で、子供を産みたい人と産みたくない人は3:7くらいの印象でした。

産みたくない人の理由として、
「自分に育てられる自信が無い」「育てられるお金が無い」というのに加えて、「こんな世の中に子供を産むなんて子供が可哀想だ」というものがありました。

2番目の「育てられるお金が無い」に関しては、子供を育てるのに相応しい収入があれば解決出来ますが、1番最後に関しては、世の中を変えないと実現しません。

絶望してしまいますよね。

私の結論としては、「自分の気持ちとしては産みたいけど、産めないのが現実」となっています。

産みたいけど産めない原因はお金だけではありません。周りの圧力も関係します。

今の日本は、女性も働くのが当たり前になっています。

しかし、それは本当に正しい事だったのでしょうか?

女性が妊娠出産育児で仕事できない間、仕事の穴を埋めるのは誰なのでしょうか?

その穴を埋める人々に疎ましく思われてしまう可能性は大いにあります。

会社からは「産むな、働け」って言われて、でも国、配偶者には「産め」と言われる現代。産んだら、「自己責任」なんて言われます。

女性として最適な生き方はなんなのでしょうか?何歳の時に子供を産む計画を立てるべきなのでしょうか?

子供を産まない選択をして、働き続けるのが1番楽だと感じます。

自分に娘が生まれるとして、同じような思いはさせたくないです。

しかしながら、「子供を産まない」という選択は、すなわち、「男性と同じように働く」ことを意味します。

男性は、出産することができません。だから、仕事を一生懸命します。出産できない代わりに、体力と筋力を持ち合わせています。
女性は出産することができます。仕事が出来ることよりもとても大きな価値です。

出産をしないことは、その価値を捨ててしまうことになります。体力と筋力は男性には勝てません。
子供を産まない女性は、男性の下位互換になってしまいます。

フェミニズムとは、女性が女性に合わせたスキルを生かして暮らせるようにする活動であり、男性と同じような扱いを受けることではない、と考えています。

フェミニストは、私と同じような考えで活動をしているかもしれません。しかしながら、世間の思う「男女平等」は、「男性と同じことをする」、「性別の垣根無く扱う」のようになっています。

私はおかしいと思います。
身体の性別は変えられないのです。
男女を性別で分けず一緒に扱うなんて、男性が出産出来るようになってからではないと不可能です。

昔の女性が望んでいたフェミニズムは、仕事したいけれどできない女性がやりたい仕事を出来るようにする、というものでは無かったのでしょうか。

出産したいけれどできない女性を増やすほど女性が仕事をするのは当たり前という価値観になっていいのでしょうか?

私にはどうすればいいのかわかりません。

もちろん、私は働くのが大好きです。
お金のことよりも、自分の働きで誰かの役に立てるのが嬉しいという気持ちです。

でも、女性として生きるにあたって、働いているだけでいいのだろうか?と思います。

「男女平等」という免罪符を使って間違った扱いをするのは、私の望んでいた社会ではありません。

未来の女の子には、私と同じように悩んで欲しくないと思います。

もしこれを読んでくださっているお姉様がいらっしゃったら、私に人生の道標を与えて欲しいのです。

他力本願みたいですが、私には正解が分からなくなってしまいました。

私は、どう生きるべきなのでしょうか…



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?