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行政書士と台湾情勢

2023年1月から行政書士の勉強を始めました。勉強すればするほど受からない気になりますが、ひとまず毎日30分でも勉強をする、ということをずっと続けてはいられます。

ただ、このペースだと試験日までにだいたい600時間ぐらいしか勉強できないことになるので、「初学者は1000時間必要」と言われている行政書士の勉強時間からは程遠く、ますます受からない気がしています。

台湾、大好き

ところで、話は変わりますが、私は台湾が大好きです。まだ1度しか行けていませんが、食事も風景も文化も全部大好きで、台湾関係の本を買いあさってしまいます。鶏肉飯や飯糰、蛋餅や豆花などおいしい物もいっぱい。旅行ができないストレスを発散するかのように、台湾関係のキッチンカーが近くに来るたびに台湾飯を買いあさってしまって、もうそろそろ「旅行してた方が安く済んだんじゃないか」レベルになってる気がします。

また、オードリータン氏をはじめとする台湾の民主化における動きは非常に学びが多く、台湾は世界で最も優れた民主主義を実践している国家だと思っています。

二・二八事件をテーマにした『返校』というゲーム&映画、それらを通して歴史にも興味を持ち、台湾の歴史の本なども読んだりしましたが、そういう自由と民主主義を弾圧してきた歴史背景があったからこそ、今のこの『民主主義を大切にする統治』がなされているんだなと感銘を受けました。

ところが、そんな台湾の民主主義を脅かすのが、最近の中国の動きです。中国共産党の侵略的スタンスや軍事的威圧は到底許しがたく、台湾の人たちが今後も平穏に暮らしていけるのか、心の底から心配しています。

ただどれほど心配しても自分にできることは限られています。そこで、逆に台湾の人たちの為に自分にできる最大限のことは何かを考えた時に、自分は『行政書士』に行きつきました。

行政書士にできること

台湾に対して侵攻がもし始まれば、ウクライナへの侵攻の時のように、台湾の人たちも安全の為に日本に避難してくると思います。その時に在留手続きや、難民申請、さらには帰化申請など、行政書士の資格があればお手伝いできることがたくさん増えるのではないかと考えました。

もちろん侵攻がなければないでそれに越したことはありませんし、実際平穏に過ごせたとしても、日本に帰化したい台湾の人たちのお手伝いはできるので、資格が腐ることもないでしょう。

なので、私はなんとしても早急に行政書士の資格を取得したいと考えているのです。そんな高尚な願いを持っているくせに勉強をサボるというこの体たらく! ナマケグマのくせに無理ゲーすぎる挑戦を始めてしまったもんです。

ちなみに行政書士の資格が無くてもそういう申請は無償でなら引き受けることができると思います。非弁行為も犯罪になるのは有償のときだけなので、行政書士もたぶんそうでしょう。ですが、資格がないと行政書士会が開催しているセミナーに参加できなので、帰化申請のやり方などがわからないと思うんですよね。資格がない人が「無償でやりたいから教えて」なんて言っても、わざわざ資格を取ってやってる人がライバル増やすような真似はしないと思います。

おわりに

そんなわけで、今自分は行政書士の勉強をしています。もちろん、高尚な目的のためだけでなく、解雇されにくくするため、定年後のセカンドキャリアとして、などその他の理由も考えなくもないですが、ひとまず「台湾のため」が最大の動機となっています。

でもやはり一番は、台湾に何事も起こらず、台湾の人たちが平穏に日々を暮らせること。これだけを願ってやみません。共産主義に飲まれた台湾なんて、絶対に見たくありません。台湾有事に備え、最悪の事態を想定し、自分にできることはやる。今の自分にはこれぐらいしかできないので、歯がゆくてしょうがありません。

追記:令和5年度の行政書士試験、合格しました!


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