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脳内の「プロセス」に価値がある。

昨日、「センスとはなにか考える。」という記事を書いた。

そこでセンスは「意識的・無意識的問わず、今までに学習した経験を元に感じる直感」であると記した。

今日は、そこからつながる「アウトプットの価値」について考える。

この記事で書かれていることはあくまで僕の考え方・哲学であり、正しい日本語の定義を考えるものではありません。ご了承ください。

クリエイターは“技術”だけじゃない

まずはデザイナーを例にして考えてみる。

(一流の)デザイナーが作ったポスター。

見る人の視点と伝える側の視点両方に立ち、細かいところまで考えられ、洗練されたデザイン。

これは“何かを形にする技術”だけでは作れない。

その“何か”を“想像”し“創造”する力も必要なのである。

そして(ここで考える)技術とは、頭の中にあるものを人に伝わる(見える)形にすること

言語化に近いものがある。

センスが優れた人は、何をさせても優れたものを生み出すことがある。

これは、センスのある人特有の“コツを掴むのが早い”というのもあるが、やはりインプットからアウトプットまでの間である『脳内の「プロセス」』が凡人のそれとは違うのである。

そして僕はその「プロセス」に価値があると思う。

あらゆる条件や情報をまとめあげ、自分や他人がいいと思う形を脳内に描き出す。

そしてそれを技術で具体化する(形にする)。

これは表現とも呼べるし、アウトプットとも呼ぶだろう。

「プロセス」が優れている人は、あらゆる分野の技術があれば、あらゆる分野で優れたものを生み出すことができる。

現実には、そういった「プロセス」を含め技術と言うかもしれない。

だが、こうやって分けて考えるとなにかまた違うものが見えてくるかもしれない。

だから僕は今日も、成長できる部分や成長する方法を考える。

「プロセス」は「センス」によるものが大きい。

インプットを増やし、あらゆるものを観察しセンスを鍛える。

アウトプットは「プロセス」と「技術」を足したものだ。

たくさんインプットとアウトプットを繰り返し、技術面でわからないことがあれば調べ身につける。

そうすれば、いつしかきっと新たな価値を生み出せるようになるかもしれない。

「プロセス」に価値がある。

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