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『光の糸』

命の炎を高くかざして道を照らせ
来る日も来る日も燃え尽きるまで 友よ共に

浜田省吾『光の糸』

こんにちは。
どうも、けこぜろです。

今回は2015年に発売された浜田省吾17枚目のアルバム『Journey of a Songwriter 〜 旅するソングライター』より、『光の糸』について。


光の糸

早春の入り江に さざ波寄せる
茜色に染まった雲間に沈む夕日
波打ち際 跳ねる子ども達の笑い声に包まれ
このかけがえのない静かな世界を
守ることを誓う 心に強く

命の炎を高くかざして道を照らせ
命の炎が燃え尽きるまで 友よ共に

未来へ連なる光の糸を紡いでいこう
暗闇に支配されないように
つないだ小さな手の温もりを闘う勇気にかえて
残された僅かな時間の中で
焦らないで 緩まないで生きる

命の炎を高くかざして道を照らせ
来る日も来る日も燃え尽きるまで 友よ共に

陽は落ち 黄昏の青に縁どられて
自転車こぐ子どもらの弾んだ声
わが家への道を辿る
新しい歌 懐かしい唄 歌って

命の炎を高くかざして道を照らせ
来る日も来る日も燃え尽きるまで 友よ共に

浜田省吾『光の糸』

2005年に発売された『My First Love』より10年の時を経て、待望のオリジナルアルバムが登場しました。
そんなアルバム『Journey of a Songwriter 〜 旅するソングライター』の1曲目がこの『光の糸』です。
アルバムの開幕を象徴する盛り上がるような1曲となっています。

イメージとしては『My First Love』の1曲目だった『光と影の季節』に近いような印象です。

こちらは日常の光と影を切り取りながら歌っていたのに対して、『光の糸』は命や友といった言葉がキーワードとなっています。
この曲を聴くと頑張ろう、といった気持ちになりますね。

ドラムの音に続いてギターと浜田省吾のシャウトから曲が始まります。
まさにアルバム1曲目といった明るい印象の楽曲ですが、従来の曲と違って比較的淡々と進んでいきます。
サビも爆発的に盛り上がるような曲ではないですし、最後のサビも変わらぬ調子で演奏されるような曲です。
これまでと違う雰囲気なのはかなり印象的ですが、これはこれで新しい時代の始まりのようなイメージがします。

2015年のライブではこの曲が収録された『Journey of a Songwriter 〜 旅するソングライター』の楽曲全てを演奏しました。
アルバム1曲目の『光の糸』ももちろんライブでも1曲目でした。
ライブ版でもドラムの音から始まりますが、重厚感のあるイントロがさらに盛り上がりを加速させます。
静かにテンションが上がるような曲ですね。

ライブ版の良さは最高でして、2022年のライブでも演奏してくれました。
1曲目に『光と影の季節』、バラードを挟んで『光の糸』と本当に素晴らしかったですね。

アルバム『Journey of a Songwriter 〜 旅するソングライター』では特典CDにリミックスバージョンが収録されていました。
こちらはアコースティックなアレンジで中々に素敵ですね。



まとめ

こんな感じで、浜田省吾の『光の糸』の紹介でした。
新しい曲ですが、今後もライブの定番曲となりそうな素敵な曲です。
今後のライブでもまた聴けるのを楽しみにしています。

それでは、また。

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