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頑張れないときを基準にする

一日しっかり休んだら、今日はなんでもできそうな気持ちになってきた。

なってきたというか、なってしまった。


わたしという生き物は、ホルモンバランスとか気圧とか見ているSNSのニュースとかその他諸々にほんっとうに左右されるので、ダメなときはダメだけどいいときはめちゃくちゃ調子がよくなってしまいます。
つまり、なんもできないときと、やたらとはりきるときの差が激しい。

今日の「なんでもできそう」というこれは、危ない兆候だと自分で思っております。

なぜか。
調子のいいときの自分を「これがわたしの実力ってもんよ」と思い込んでしまうと、できないときに「やっぱりできんやないか、えーん」とベコベコにへこむのです。そりゃもうベッコベコに。


調子がいいときは、やりたいことがどんどん浮かんでくる。あれもこれもそれもどれもって、大風呂敷広げて何でも放り込みたくなる。
でも、わたしの持ってるのは四次元ポケットじゃなくて所詮風呂敷なのです。なんならサイズはそんなに大きくもない。

だから、やりたい気持ちだけで突っ走るのは結構危険。できなくなって、後悔して、最終的にはやりたくなくなっちゃうから。

そしてまた自分を責めるんです。ああまたわたしは続けられないって。
そんなことで自分を責めたって、何にもいいことないのにね。


そうならないために、調子のいいときじゃなく、調子の悪いときをスタンダートだと思っておく
マイナスのところに基準線を持ってきたら、調子いいときの自分のこと「わたしすご!」って思えるから。

調子が悪いときって、実は気づきやすい。落ち込んだりへこんだりしたら、わりとすぐわかります。浮上の仕方は分からなくても、沈んでいることはわかる。
でも、調子がいいときはそのままぶっとばして頑張っちゃう。頑張っちゃってる自覚もなく。そしてあとから疲れてしまったり、後悔したりするんですよね。

今の自分が一体いいのか悪いのか、自分のことをしっかり見ておくのが大切です。
特に、調子がいい自覚をしておくことって、調子が悪いことの自覚より実は大事かもしれない。


元気に動けるときにやってしまった方がいいこと(例えば買い物とか、掃除とか片付けとか)はさくさくやっちゃった方がきっといい。
でも、長く続けることは、むしろマイナスを基準にしてやっていく。そしたら元気なときは、いつもよりもっとすごいことができてそれだけでラッキーな気持ちになれますね。

始めるときと続けるときのハードルは低く、です。
調子のいいときも、淡々と。
調子の悪いときも、淡々と。

淡々とできることだけを、続けるためのハードルにしていけばいい。


今日も読んでくれて、ありがとうございます。

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