【1972年レコード】10)THE DOOBIE BROTHERS : Toulouse Street
■データ
リリース : 1972/7
レーベル : ワーナー・ブラザーズ
プロデュース : テッド・テンプルマン
チャート : US 21位
スタジオ : ワーナー・ブラザーズ・スタジオ/ウォーリー・ハイダー・スタジオ
所有ver : BS 2634
■トラック・リスト
[SIDE-1]
1. リッスン・トゥ・ザ・ミュージック
2. ロッキン・ダウン・ザ・ハイウェイ
3. ママロイ
4.トゥールーズ・ストリート
5. コットン・マウス (シールズ&クロフツ カバー)
[SIDE-2]
6. ドント・スタート・ミー・トゥ・トーキン (ソニー・ボーイ・ウィアムスン カバー)
7. 希望の炎 - Jesus Is Just Alright - (アート・レイノルズ・シンガーズ カバー)
8. ホワイト・サン
9. ディサイプル
10. スネイク・マン
■メンバー
・トム・ジョンストン(ボーカル/ギター)
・パトリック・シモンズ(ボーカル/ギター)
・タイラン・ポーター(ボーカル/ベース)
・ジョン・ハートマン(ドラム)
・マイケル・ホサック(ドラム)
■LINK
■メモ
ドゥービー・ブラザーズ 2枚目のアルバム
本作でドラムのマイケル・ホサックが加入し、バンドの特色であるツィン・ギター、ツィン・ドラム体制が確立する。
”ドゥービー”はマリファナのスラング
オールマン系のサザンロックかと思いきや、ソフト・ロック、ブルース、ゴスペル、フォークと幅広いジャンルを柔軟に網羅している。実際南部のバンドではなく、カリフォルニア州サンノゼ出身で確かに西海岸らしい美しいボーカルのハーモニーもバンドの特色である。
5曲目は同じワーナーのソフトロック・デュオ、シールズ&クロフツの曲で、シールズ&クロフツも1972年に「サマー・ブリーズ」をヒットさせている。
アルバムタイトルはニューオリンズのフレンチ・クォーター(仏風の旧市街地)にある通り。ジャケットの画像はトゥールーズ通りにあった売春宿で撮影している。
オープニングからラストまでキャッチーで印象的な捨て曲なしの傑作アルバムと思う。7曲目のゴスペル曲「ジーザス・イズ・ジャスト・ライト」は他にもバーズなど多くのミュージシャンがカバーしているが、やはりドゥービー版が一番カッコイイと思う。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?