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『私の不思議で少し怖い体験〜私達は三姉妹だった〜』

不思議な体験をよくする

私は小さい頃、今以上におかしなものが見えたり、不思議な体験をよくする子だった。

とくに霊感がある訳でもないし、私はそういう存在を信じていないが否定もできない。

それは、今でもたまに説明できない体験をよくするからだ。

父は怖いものが嫌いで話を聞く事を嫌がる。

母は自分もそういう体験が多いので私の話を聞いてくれる。

そして、父と母は私が小さい頃からそういう体験に巻き込まれている。

私たちは三姉妹だった

私は小さい頃、姉妹がもう一人いた記憶がある。

妹は自閉症の特徴が強く、小さい頃私に興味を示さず遊んでくれなかった。

そんな私はいつも妹ではない妹と遊んでいた。

私たちは二人姉妹なのでもちろんそんな存在はいない。

でも、私にはその記憶がある。

私は最初自分の幻想ではないかと考えた。

だが、幻想ではないかもしれないと考えるきっかけとなる出来事が二つある。

母の妹が会った女の子

母の妹が私たちの家から引っ越しをする日の出来事だった。

母の妹は私たちが小さい頃は一緒に住んでいた。

でも、片付けができない人で部屋はごみ屋敷になっていた。

私たちは体が弱く、健康に悪いということで家から出てもらうことになった。

その引っ越しの日に母の妹は小さい女の子と二階でぶつかったと言う。

私か妹かと思ったがその時私達二人は下の一階にいることを母の妹は知っていた。

「あれは誰だったんだろう?」

母の妹は疑問に思い話してくれた。

母の流産

母にこの話をすると、母は私たちの知らない事実を話してくれた。

実は、妹と私の間にはもう一人生まれるはずだった。

だが、その子は流産してしていまい、亡くなってしまった。

その後に生まれたのが妹らしい。

本当は私たちは三姉妹だったのかもしれない。

三姉妹だったという確信

私には妹以外の妹がいて、三姉妹でよく遊んでいた記憶は幻想なんかじゃなかった事が分かった。

流産してしまった私の妹は一緒に遊びたかったのかもしれない。

そんな思いが届き私達は三姉妹で遊んでいたのかもしれない。

大きくなるにつれてもう一人の妹の存在を忘れてしまっていた。

最近突然思い出したのは何か意味があるのかもしれない。

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