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『精神科に行ってきた』

精神科

精神科には自閉症スペクトラムの診断を貰った時以来行っていなかった。

先生曰く、一年振りらしい。

次来る時は、就職の時か障害者手帳を発行して貰う時だろうと思っていた。

まさか、それ以外で精神科に来る事になるとは思わなかった。

自分が精神が限界で、先生に助けを求めにくるなんて一年前は考えもしなかった。

一年振りの再会

私の精神科の先生は、初めて会った時、失礼だけど先生の方が体調が悪そうで心配だった。

行動も落ち着きがなく、私が気を遣って話すくらいに頼りがいがなかった。

だけど、初対面の時から謎の安心感があった。

だから、私は先生なら話せる事がある。

一年振りに会った先生は大きく変わっていた。

明るく頼りがいのある、元気な先生になっていた。

謎の安心感だけは変わらずに。

先生が元気そうで、久しぶりに会えて少し嬉しかった。

少しの成長

私は初めて、精神科に来た時は先生の質問に首を縦に振るか横に振るかしかできなかった。

自分が何に困って、どうしたいか、そんなの全くわからなかった。

家だとわかるのに、先生を前にすると考えがまとまらず話せなかった。

そんな私が一年後、先生に自分の現在困っている事や状況などを自分の口で説明できるようになった。

先生は、

「初めて会った時は説明する事が難しかったのに話せるようになってすごいね。」

と褒めてくれた。

電車に乗れなくなったり、外に出られなくなったりと他の面を見ると前よりも劣って見える。

だけど、成長している部分もあったのだなと嬉しくなった。

私はこれはブログをはじめたおかげだと思っている。

自分の考えを日々記事にしていく上で、自分の事を整理し理解する事ができた。

そして、コメントでたくさんの意見や知識を学ぶ事で自分の視野も広がった。

ブログをはじめて本当に良かったと思う。

不安を和らげる薬「レクサプロ」とパニックになってしまった時に飲むお薬「ランドセン」を頂いた。

レクサプロは、飲んでから数日吐き気があった。

ランドセンは、外に出てパニックになってしまった時に飲んだが、落ち着くというより強い眠気とふらつきがすごかった。

薬が初めてな私はとても不安になってしまった。

薬が体に慣れていない初期は副作用を感じやすく、だんだんと収まっていくとネットに書いてあった。

様子を見ながら長い目で続けていくしかないなと思う。

また二週間後に

二週間後にまた精神科に行く事になった。

これからは病院に通うようになるのだろうか。

先が見えない事に少し不安を感じるが、確実に一歩一歩進めてる気がする。

前のように、暗闇を自分一人で進まなくても良くなった事で少し心に希望が見えた気がする。

精神科に通いつつ、昔の自分のように明るく元気に戻れるように頑張りたいと思う。

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