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To the world !!





本日、映画『莉の対』海外展開に向けての面談がありました。

映画祭とは別で、海外のマーケットで映画を買って頂くための活動です。



国内外の映画祭と、国内の劇場で公開する事が目標でしたので、それ以上は考えていませんでした。なので、まあ急展開です。



相方の彰夫さんが、「なんか莉の対が僕たちから離れてどんどん大きくなっていきますね」と言っていましたが、僕はまだまだ自分の腕の中にいるような気持ちでいます。それは、いまだにPCの編集画面に向かって作品と向き合っている自分がいるからです。

それでも、期待していた以上に大きくなっていっているのは実感しています。大切に育てた作品が、望んだ形で歩むべき道に向かって一歩一歩力強く進んでくれているのを目の当たりにすると、やっぱり彰夫が言うように、もう作品が一人歩きしていっているのかもしれませんね。



とは言え、常に試練は次々とやってくるものです。



クライアント様に作品を観ていただく機会が増え、様々なご指摘を頂きます。自分の甘さを痛感します。


全て腑に落ちるもので、基本ぐぅの音しかでません。

日々、映画界に携わる方々と接するにつれ考えがどんどん変わってきています。


良い意味であんまプライドないんすよ笑




監督は自分の作品を守るために、我儘になるべき時があるんだと思います。

監督は自分が描きたいものを描く為に、プロデューサーと戦う時があるんだと思います。

プロデューサーも、作品を売る為と監督が描きたいものをやらせてあげたいという想いとの戦いがあるんだと思います。


僕はどちらも兼任しちゃってるんで、もう客観的な見方が欠落しちゃってます。

そして、それはプロデューサーとしての視点が特に弱いです。


『金(カネ)になる作品』

というものが世の中にはあるのかもしれませんが、やっぱりそういう『メリット』を、時間をかけて関わって下さる方々、会社様にご提供できないのは、いち法人として失格ですし、監督業を生業としている諸先輩方から、お客様に観ていただく努力をしないのは監督失格だとも言われました。



完成した!と喜んでいましたが、

『莉の対』くんの世界が拡がるように

もう少し足掻いてみる事にします。





昨夜、久しぶりに莉の対のクルー達のグループラインにメッセージを入れました。

そしたら、20人全員が『いいね』の反応を押してくれました。

全員は多分初めてじゃないかな?

嬉しくて、彰夫に自慢しました。

そんな喜びが、僕には大きいんです。








P.S.
彰夫さんが英語の勉強を始めました。

実施訓練だ!と言って、あえて外国の方に話しかけてました。

全然文法間違ってたけど、無事写真を撮ってもらえました 笑




To the world!!!


ですね。



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