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各大学のコロナ対応③関関同立編

前回前々回の続きです。

今回は関関同立の対応について調べていきます。


関西大学


一人暮らしの学生にのみ、5万円を給付。これについて実家から通う学生からは「不公平ではないか」と批判の声もあがっている。


・ノートパソコンを無料で貸与
・Wi-Fiルーター貸し出し
・一人暮らしの学生に対し5万円を支給
・新型コロナウイルス感染症の影響により、家計が著しく急変したことにより修学が困難になった学生に奨学金(年額12万円)を給付

関西学院大学


大学スポーツなど、学外の活動も盛んだった関学。自粛のなかで、各部活やサークルは今できることに取り組んでいる。

・特別支給奨学金
 学費納入が極めて困難になった方のために、特別支給奨学金を増額し支援。奨学金額は、40万円(年額)又は学費相当額の2分の1(千円未満切捨て)のうち、いずれか少ない方の金額を限度。
・ノートPC、Wi-Fiルーターの無料貸与

・全国有数の強豪として知られる関学アメフト部。前監督が練習できない学生に向けてメッセージ。

神戸新聞NEXT|スポーツ|関学大アメフト前監督、ネットで学生に助言 活動自粛の過ごし方 関学大アメリカンフットボール部前監督の鳥内秀晃氏(61)が9日夜、オンラインの討論番組に参加し、新型コロナウイルスの影響www.kobe-np.co.jp

・オンライン合同新歓が開催され、106団体が参加した。


同志社大

一人暮らし学生に向けて、商店街などで使える食事クーポンの配布という特殊な支援を始めた。学生だけでなく、収入減の飲食店活性化にもつながる取り組みだ。


他の大学では既に前期の授業全てをオンライン化としているところも多いが、同志社大は現状“5月31日までの期限付き”とした。もし緊急事態宣言が5月末に解除されると6月から対面授業の復帰もあり得る。


各種奨学金制度の導入
https://www.doshisha.ac.jp/information/covid_support.html

YouTubeLiveで合同新歓を配信した。

立命館大学

生活困窮に陥った学生に支援金を合計12万円給付するなど、資金面での支援が手厚い。

・現状の措置は5月31日まで。
・全ての学生に3万円給付
・家計急変者に向けて9万円給付
・PC、ルーターの貸与


最後に

関関同立は大学の規模が大きく、10億円規模の支援が行われている。だが、支援金の使い道は大学によりけり。学生からすれば“現金が欲しい”というのは当然の意見だが、給付金以外の使い道をする大学もあり不満も溢れている。

学費免除などの運動はまだまだ盛んなので、今後の動きにも注目だ。


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