ノウハウコレクターになる人ならない人
こんにちは、にょびたです。
最近、昔に比べて日本人の倫理観が欠如しているように思います。
そう思うのは、先日次のようなツイートを見たからです。
この動画の場所は東京ですが、サイレンを鳴らした救急車が目の前に来ているにも関わらず、歩行者が救急車を優先することなく平然と歩いているのです。
私はこれを見て「ありえない!」と思いました。
また、私はこのような人と絶対に一緒に仕事をしたり、プライベートな時間を共に過ごしたくないです。なぜなら、この人達は他人に無関心だけでなく、自己中心的な人間だからです。つまり、自分のことしか考えられない、さもしい人間だということです。
さらに、「自分のその行動で緊急搬送されている患者さんや怪我人が、お亡くなりになるかもしれない」といった想像力がないことも表しています。そして、自分がその患者さんや怪我人の立場になって考えることができない人間、ということでもあります。
確かに都市部はビルが建ち並んでいるため、音が建物で反響して回るのでどこからサイレンが鳴っているのか、わかりにくいです。
わかりにくいからこそ、私は前後左右を見渡して、サイレンがどこから鳴っているのか視覚的に確認し、自分が邪魔な位置にいないか必ず確認しています。こんなこと、当たり前だと思っていたのですが、実際に私の目の前で、緊急車両の前を急ぎもせず平然と歩く人を見かけたことがあるので、日本人の倫理観が欠如しているように思うのです。
もしかしたら、このようなことは氷山の一角で、実際はもっと深刻な状態なのかもしれませんね。
さて、
世の中にはノウハウコレクターと呼ばれる人が存在しますよね。
ノウハウコレクターはその名の通り、何かをする「方法」や「情報」の知識は豊富に持っているけれども、結果が伴わず次々に商材や情報を買ってしまう人達です。
そのようなノウハウコレクターというのは結果が伴わないのですから、その商材代やセミナー代などに使ったお金を、ドブに捨てているようなものです。その反面、同じ「方法」や「情報」を得ている人の中には、ノウハウコレクターにならずにしっかりと結果を出す人もいます。
その違いは何なのでしょうか?
そんな疑問から、ノウハウコレクターについて
・情報を購入する目的
・ノウハウの先にある学ぶべきもの
・本質を求める心
・本気で取り組む覚悟
の4つの観点から考えてみようと思います。
この記事を読めば、ノウハウコレクターとそうでない人の違いがわかるので、あなたがうまくいかない原因を知ることができるでしょう。
情報を購入する目的
私が昔やっていたTwitterアフィリや、その他のセミナーなどで出会ったノウハウコレクターの方を見ている時に感じたのは「何のためにお金を出してまで情報を買うのだろう?」ということでした。
この違和感を感じたのは、「情報を購入する目的」が明確になっていないか、間違っているからだと思います。つまり、目的がずれているということです。
大抵の場合、人は自分の置かれている現状に不満があるので、何かしら変化させるために情報を購入します。例えば、収入が少ないから新たな収入源を作る方法だったり、コミュニケーションが上手くなりたいので、コミュニケーションの上達法だったり、ダイエットに成功したいので、ダイエットの方法だったりをお金を出して購入するわけです。
それなのに、ノウハウコレクターは無意識のレベルで目的がずれてしまい、新たな方法や情報を求め歩くのです。もちろん、お金を払う時には、販売している側が提示している目的の達成が欲しいので購入するのですが、目的の達成は「自分が変化する」ことを意味するので、その「変化」を嫌がって目的のすり替えを無意識に行うのです。
人間というのは「変化」を嫌う生き物で、それは「変化」することは多くのエネルギーを消費するからです。人間が変化を嫌うのはある意味仕方がないことで、食料が今のようには簡単に手に入らない太古の昔から、進化の過程で獲得してきた本能ともいうべきものなのです。すなわち、命の危険がない限りは「変化」するエネルギーを節約する方が、自分が変化するよりも生存確率が上がる時代が長く続いたということです。
しかしながら、現代の人間社会は、自分の不都合な部分を本能に抗って変化させ、様々なスキルなどを習得しなければなりません。
そのため、変化するように努力をし続けなければいけないのですが、ノウハウコレクターにならない人はその努力を続けることができ、ノウハウコレクターになってしまう人は途中で挫折していると捉えることもできます。
また、ノウハウコレクターは、健在意識では「変化したい」と言ってはいるものの、自分の奥深く潜在意識に「変化したくない」という矛盾した感情があることに気づいていないのです。
その結果として、一つ一つのノウハウをマスターする前に、次々と新しいノウハウを購入してしまうのです。
ノウハウの先にある学ぶべきもの
ノウハウコレクターは確かに知識は豊富にあるのですが、表面的にしか理解していないように感じます。少し言葉が悪いですが、薄っぺらい感じがするのです。対して、ノウハウコレクターにならない人は、そのような薄っぺらさを感じることはありません。
では、その薄っぺらさはどこから来るのかと考えてみた時に、ノウハウコレクターの人というのは、その「ノウハウ」にしか興味がないからだと思います。
どのようなノウハウにも、その先にはノウハウを通じて「学ぶべきもの」があります。これは、ノウハウを実践していく段階で、肌感覚で各個人が感じることだったり、実践したからこそ体験できた感情だったりします。そのような、感覚から学ぶものというのは、皆が同じ感覚を持つわけではないことから、言葉にしたり他人から教えてもらえるようなものではありません。
しかし、ノウハウコレクターの人は、実践して体験する中で感覚でつかむものをシャットアウトしているのです。すなわち、ノウハウしか興味がないからか、ノウハウの先にあるものを感じる心を自ら閉じているということです。そのため、一つのノウハウから得られるはずの体験や経験が欠落していることが、薄っぺらさの原因なのではないかと思います。
ノウハウコレクターにならない人は、ノウハウを実践する中で得られる感覚的なものを、自分の体験として今後の人生に活かすという視点が無意識にせよあるのだと思います。
このような、言葉では伝えきれない五感で感じるものはとても大切で、その人の血となり肉となるので、その体験の積み重ねが個性や雰囲気やオーラを形成するのです。
本質を求める心
先ほど述べた、ノウハウコレクターの薄っぺらさにも関係するのですが、ノウハウコレクターの人は「本質を求める心」が無いようにも見受けられます。樹木に例えれば、ノウハウというのは枝葉で、その根本には本質となる幹が存在します。しかし、ノウハウコレクターは枝葉の部分ばかり見て、幹の部分を求める心がないので、表面的な知識ばかりになってしまうと考えられます。
逆に、ノウハウコレクターにならない人は、幹の部分を常に見ようとするので、常に知識を深掘りするのです。例えば、何かの心理学的なテクニック(ノウハウ)を学んだら、その次にその使われている心理学に関する本を読んだりして、知識を深掘りするのです。このように、知識を深掘りすれば、そのテクニックの本質を学ぶことができるので、他にも応用できたりするのです。
このように、「本質を求める心」があるかないかという、ちょっとした差が積み重なって、気づけば大きな差になってくるので、ノウハウコレクターにならないようにするには、「本質を求める」というマインドを意識することをオススメします。
本気で取り組む覚悟
ノウハウコレクターとノウハウコレクターにならない人との大きな違いは、そのノウハウを「本気で取り組む覚悟」があるか無いかだと思います。なぜなら、正しいノウハウでも本気で取り組まなければうまくいかないので、ノウハウ自体が、正しいのか、それとも詐欺なのか評価できないからです。そのため、どのようなノウハウを実践する時にもまずは本気で取り組まなければいけません。
しかし、ノウハウコレクターは、ちょっとやってみて上手くいかないから、「このノウハウはダメだ!」という評価をしてしまいます。なので、次々に上手くいくノウハウを探すのですが、そのような姿勢では一生かかっても上手くいくことはありません。
今持っている自分の能力を全て注ぎ込んで、ノウハウを実践してこそ上手くいくことがあるのですから、本気で取り組む覚悟がなければ、何をやっても上手くいきようがないのです。また、本気で取り組んでいると「そのノウハウが自分に合っているかどうか」や「詐欺のノウハウなのかどうか」ということが肌感覚でわかってきます。
しかしそれは、本気でノウハウに取り組んできた経験からくるものなので、「ちょっと試しにやってみる」程度の覚悟ならやらない方がマシですし、その時間、睡眠をとったり、趣味を楽しんでいる方が何倍も有益なことだと思います。
以上のように、
ノウハウコレクターと、ノウハウコレクターにならない人には違いがあり、その違いを説明してきました。
違いがあるので、対策ができます。すなわち、ノウハウコレクターがやっていることを極力排除することで、購入したノウハウを自分のものにできる確率が格段に上がります。
もし、ノウハウコレクターという自覚がある人は、
まずは、何事も本気で取り組んでみることが、脱ノウハウコレクターへの第一歩ではないでしょうか。
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