ライターはChatGPTを使わず、自分で文章を書くべきである
こんにちは、にょびたです。
最近、外を歩いているとよく見かけるものがあります。
それは・・・
「アゲハ蝶」
です。
アゲハ蝶は古くから「神の使い」と言われてきたことを、知人から教えてもらってからは、アゲハ蝶が飛んでいるのをよく目にすることが多くなりました。
プランターに植えてある花にアゲハ蝶が蜜を集めに来ている姿を良く見かけたり、道を歩いている時に、フワッと視界に入ってきたりするのを見かけるようになりました。
若い時は、アゲハ蝶は目には入っているはずなのですが、興味がなかったからか、全く認識していなかったですね。
しかし、「アゲハ蝶は神の使い」という話を聞いた今では、「アゲハ蝶」を見ると、なんだか少し幸せな気分になりますね。
さて、
今、世界中でAIの開発が、本当にすごいスピードで行われていますよね。
その話題の先駆けとなったのがChatGPTです。ChatGPTはOpenAI社が開発した、対話型のAIです。
対話型のAIというのは、こちらがチャット、つまり文章で人間に問いかけるように質問をすると、それに対して人と会話しているような自然な文章で答えてくれるというものです。
使い方を知ればとても便利なChatGPTですが、私はコピーライターやセールスライターやwebライターなど、ライターと呼ばれる文章を書くことを仕事にしている人は、ChatGPTを使わずに自分で文章を書くべきだと思います。
その理由を、
脳科学
情報の正確性
書き手の情熱
の3つの視点から説明しようと思います。
この記事を読めば、あなたはライターがChatGPTを使わないで、自分で文章を書くべきことが理解できることでしょう。
脳科学
まずは、脳科学の視点から説明します。
人間の筋肉は使わなければ、脳が必要ないと認識することで、細くなり弱くなっていきます。逆に、筋トレなどで筋肉を使っていれば、必要な部位の筋肉は太くなり、強くなっていきます。
脳も筋肉と同じように、頭を使わなければ老化が進み、パフォーマンスは落ちていきます。一方、頭を使えばその使い方に従って、必要な脳機能のパフォーマンスは上がります。年齢が高い場合でも、少なくとも現状維持することはできます。
このことは脳科学的に明らかになっており、昔言われてた「脳のパフォーマンスは20歳がピークで、その後老化する一方である」というのは、少し乱暴な結論だと思います。
また、東洋経済ONLNEに掲載された、東北大学加齢医学研究所の瀧 靖之教授が執筆された記事「『大人の脳は成長しない』という大きな誤解」(2017年9月15日付)によると、脳の中で記憶を司る「海馬」の細胞は常に新しい細胞を生み出しているとのことです。
すなわち、大人になってからでも、少なくとも記憶については20歳がピークということではなく、勉強することで記憶力は強化することができるということです。
以上のことから、私はChatGPTのようなAIに文章作成を任せれば任せるほど、人間の脳機能は悪くなり、せっかく長い時間かけて養ったコピーライティングのスキルパフォーマンスが落ちると思います。
そのため、ライターと呼ばれる文章を書くことを生業としている人ほど、ChatGPTを使ってはいけないということです。
もちろん、私はChatGPTを使うこと全てがダメと言っているわけではなく、例えば、今までgoogleで検索していたものを、ChatGPTに聞くことで時間が短縮できるような使い方をするのは良いと思います。
しかし、文章を書くというクリエイティブな作業までAIであるChatGPTに任せてしまうと、コピーライティング力は確実に衰えるので、私は時間がかかっても自分の頭を使って文章を書くべきだと思います。
情報の正確性
次に「情報の正確性」の視点から見ていこうと思います。なぜなら、文章を書くにあたって、その内容が「嘘」だと信用や信頼を失うので、書かれた情報の正確性はとても重要だからです。
私は以前、ChatGPTがどのようなものかを知るために触ったことがあるのですが、その時わざと世界的にみるとマイナーな分野である「将棋」に関する事をChatGPTに質問してみたことがあります。
しかし、その答えは、将棋初心者である私でも、一瞬で間違っているとわかるものでした。
このように、自分の知っている事を質問して、返答された文章を読んでみると、ChatGPTは意外に間違った答えをアウトプットしていることがわかると思います。
今の段階では、ChatGPTがアウトプットする情報は不正確なのです。
そのため、「文章を書く」ということにChatGPTを利用する場合、アウトプットされた文章の内容を、必ず人間が精査しなければならないということです。
もちろん、AIは日々進歩していますし、こちらの質問の方法を工夫することで、満足する答えが返ってくるようになるかもしれませんが、現段階では完全にライターそのものの代わりができるほどではないのです。
そして、そのような手間を考えると、ライターが最初から自分の頭を使って文章を書いた方が、効率的ですし、創造性も豊かな文章が書けると思います。
書き手の情熱
最後に、「書き手の情熱」という視点から見ていくことにしましょう。
「言いたいことを伝える」時に、人は多かれ少なかれ、情熱や欲求があります。つまりそれは、「理解や共感」という言葉に表れていると思います。
人間とは不思議なもので、文章を書く時の書き手の「情熱や想い」が、直接表現しなくても文章から伝わるものです。
科学的に見れば、文章に使っている単語や文末の表現のチョイスや、文脈などから読み手が感じ取り伝わっていると考えられます。一言でいえば、「行間を読む」ということです。
このことを、スピリチュアルな視点から見てみると、人が書いた文章には、その人の「オーラ」が付着していると知人から聞いたことがあります。そのため、人が文章を読む時にはそのオーラを、知らず知らずのうちに感じ取っているというのです。
この2つのことから考えると、ChatGPTは人間がインプットした文章に対してプログラムを走らせ、ただ淡々とアウトプットしているに過ぎないので、文章を作る時に人間のような情熱や想い、またはオーラみたいなものがないことになります。
なので、読み手である人間が持っている本能とか第六感みたいなもので感じる部分が、ChatGPTには欠けていると思います。
このようなことからも、ライターならばChatGPTに頼ることなく、自分で文章を書くべきだと思います。
以上3つの視点から見てきたように
私はライターはChatGPTを使わず、自分の脳を使って文章を書くべきだと思います。
もちろんChatGPTはとても便利なツールなので、うまく使えば良いと思いますが、その便利さに依存するのは違うと思います。
つまり「自分の言いたいことを、自分の脳で考えて他人に伝える」という、とても基本的で大切な部分をAIに依存するのは、私は間違っていると思います。
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