正月からず~~っと……
Xを見て『令和5年度茨城新聞社旗争奪第41回全国選抜高校剣道大会』がライブ中継されていることを知り、早速YouTubeを見ています。
開会式の後に棄権チームの案内がありました。残念ながら、石川県・富山県の学校は参加できなかったようです。
そんなわけで、2024年は剣道→葬儀→剣道→剣道……という状況です。
何度も稽古納めをした後に訪れる幾度の稽古始め
剣道はスポーツと位置付けられることもありますが、やはり武道・武芸の要素が色濃く残っていると感じます。その理由の一つが、必ず「稽古納め」や「稽古始め」の行事があること。
たとえばサッカーや野球などでは「練習納め」や「練習始め」はそれほど一般的には使われません。「いや、うちのスポーツ少年団は練習納めも練習始めもやってるよ」と思われている方もいらっしゃるかもしれませんが、剣道ではかなり大きな行事の一つなのです。
豚汁やお汁粉、甘酒などが振る舞われることも楽しみの一つ。子供たちからは「オトクな稽古会だった」「来年も参加しよ」と喜ばれ、稽古よりも重要な位置付けになっている場合もあります。
剣道は他の競技と少し異なります。それは、稽古納めや稽古始めは何度も参加できるという点。恐らく、所属団体以外の道場への出稽古が多いのも理由の一つでしょう。
じつは、私自身も2023年の稽古納めを5回も経験しました。そして、2024年の稽古始めはすでに2回行なっています。あと3回は確実に参加するので、稽古納めも稽古始めも各5回ずつ参加することになるでしょう。
何度も同じライブに行く職場の同僚に「異常だろ!」「お金の無駄遣いだろ!」と常日頃から思っていますが、それ以上に異常かつ無駄な行動かもしれません。
年越し稽古(越年稽古)もある
稽古納めや稽古始め以外に「年越し稽古(越年稽古)」を開催されている地域もあります。
年越し稽古では、大晦日の23:30頃から稽古を開始し、0時直前に一旦面を外します。正座して黙想で年を越し、その後再度面を着けて稽古するというもの。
方法や作法は地域や団体によって異なりますが、かなりマニアックな行事ではないでしょうか。黙想しながら、遠くで鳴り響く除夜の鐘を聞くことで煩悩が消えていくイメージがあります。
冬場の稽古では、面を外すと頭から湯気が立ち上ることがあります。煩悩だらけの私の頭からは、湯気と同時に煩悩も消えていることでしょう。貴重な体験ができるので、ぜひあなたも一度参加してみてはいかがでしょうか。
ただし、年越し稽古は帰宅時間がとても遅くなるため、近年は参加していません。見たいテレビ番組もないので、今年の年末は参加しても良いかな~とは考えていますが。
正月のスポーツ観戦といえば……
正月のスポーツ観戦といえば何が有名でしょうか?箱根駅伝や高校ラグビー、高校サッカーでしょうか。残念ながらどれも見たことがありません。
現在、『令和5年度茨城新聞社旗争奪第41回全国選抜高校剣道大会』は3回戦を配信中です。1回戦を見ていたら、「私でも勝てそうか?」と思えましたが、さすがに3回戦になるとレベルが上がってきます。恐らく秒殺されるレベルでしょう。
さて、優勝はどこの高校でしょうか。
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