週末野心手帳がすべての始まりだった
「何がしたいのか分からない」。
私が本格的に手帳を始めたのは、自分の中のモヤモヤをうまく吐き出せなかった20代半ばのことだった。
周囲には結婚に踏み切った学生時代の友人や、昇格試験に合格した同期が増え始め、自分だけが一人取り残されていた。よく考えてみると、既婚者も若くして役職者となった友も少数派だったのだけれど、当時は「私だけ何もない」という感覚が拭えなかった。
そんなとき、はぁちゅうさんの存在を知った。それはインスタグラムだったかX(その時はTwitter)だったか定