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#125 MEMBER'S BLOG No. 12 痛くて泣いた結果

痛くて泣いた結果

 痛くて泣いたと題名で書かれていたら何を連想しますか?サッカーボールが顔に当たって泣いたとか、背泳ぎで頭を壁にぶつけて泣いたとか色々ありますが、全然違います。ここでは幼稚園から小学生までやっていた空手について話していきます。

 私は約7年間習い事として空手をやっていました。始めたきっかけはお母さんからのお誘いです。当時幼稚園生の自分はスポーツかどうかもわからない状況から始めました。当時は言われるがままに体を動かして、幼稚園同士でわちゃわちゃして、「押忍!」をとりあえず叫んでました。
小学低学年で物心着き始めて、空手というものを理解し始めました。もう本格的に組み手(二人で行う対戦)を行い、小学上学年の人たちとも対戦していました。そこで沸いた感情は、痛い、辛い、辞めたい、行きたくないなどマイナスなものばかりでした。行きたくなさすぎて、泣き喚いたり、体温計に暖かい息を吹きかけて熱だと仮病をしたこともあります。しかし年に4回程度行われる大会の中で、入賞しトロフィー、メダルを受け取る快感を覚えたり、先生からのアドバイスだったり、いろんなお母さんからの褒めてくれる言葉だったりがとても嬉しくて前向きに取り組もうと思いました。
小学高学年になるとさらにレベルは上がり、中学生年代の人たちと組み手することが多くなり、パンチの重さ、技術の格差を実感することになりました。先生とも対戦することも多くなり、そこでは体が受けるダメージの量は学生と比べて比になりませんでした。一発のパンチを受けるたびに痛くて泣いて、また痛くて泣いて、その繰り返しで1分30秒の組み手の時間はあっという間に過ぎました。このような週に2回のトレーニングを重ねていくうちに全てにおいての忍耐力と継続力、挑戦する力を手に入れました。
それだけでなく12個のトロフィーと11個のメダルを取得しました。メダル、トロフィー以外にも事務所から贈呈されるベストチャレンジ賞をいただいたり、最高実績は全国3位まで上り詰めそこそこの結果を出せることができました。

 結局何が言いたいかというと、何かこれから様々なものに取り組む際は最後まで諦めないで取り組んでほしいということです。その先に必ず手に入るものはあります。現在何か取り組んでいるものがある人、取り組もうとしている人は大きな壁にぶち当たることがあるかもしれません。自分で言うと痛くて泣いて辞めたくなった経験ですが、人によって大きな壁は様々です。難しい問題を試行錯誤して解けるようになった瞬間のような、大きな壁、困難を乗り越えた人にしか得られないものは必ず存在します。

 3/23に行われる1stイベントはWorldFutのメンバーが参加者のために最大限に楽しめる企画を考えている最中です。メンバー同士の意見が食い違ったり、問題解決のための解決案など提示し合い取り組んでいますが、過去に得た経験から最後までやり切りたいと思います!

15代目沖本陽生

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