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世界のストリートフード


フィッシュアンドチップス (Fish & Chips)、イギリス

イギリスを代表する料理の一つ。白身魚のフライにポテトフライが添えられたシンプルな料理で、ファストフードとして親しまれています。

産業革命による鉄道網の整備で迅速に鮮魚が輸送できるようになったため、安価で腹持ちの良いフィッシュ・アンド・チップスは労働者階級を中心に普及されるようになりました。


アランチーニ (Arancini)、イタリア

イタリア・シチリア名物のライスコロッケ。中身は、ミートソースとエンドウ豆、バターとベシャメルソース、その他バリエーション豊かなアランチーニが存在します。

日常的にも親しまれている料理ですが、12月13日の「聖ルチア祭」には伝統的にアランチーニを食べる習慣があります。

それは、シチリアが大飢饉に見舞われた1646年のこと。聖ルチア祭の日に小麦を搭載した船が到着し、人々を飢餓から救ったという伝説があります。

この日は小麦のありがたさを再認識するため小麦製品を控え、米料理を食べるという習慣があります。


ポッフェルチェ (Poffertjes)、オランダ

オランダの伝統的なミニパンケーキ。小麦粉やそば粉、酵母の生地を焼き上げて作られるもので、街中の屋台で販売されることが多いです。

焼きたてのポッフェルチェには、粉砂糖やバターや糖蜜、ホイップクリームなど様々なトッピングをかけていただきます。


ハチャプリ (Khachapuri)、ジョージア

ジョージアのチーズパン。チーズや卵黄、バターなどがトッピングされた地域ごとに異なるものが存在し、その種類は47種にも上るそうです。

2019年にはハチャプリの伝統が国の無形文化遺産に登録され、2月27日は「ナショナル・ハチャプリ・デー」として定められました。


フリカンデラ (Frikadeller)、デンマーク

デンマークのミートボール。その起源は明らかにされていませんが、およそ200年の歴史の中で親しまれてきた料理の一つです。

子牛や豚ひき肉、小麦粉、牛乳、玉ねぎなどから作られ、ライ麦パンに載せたり、ブラウンソースを付けたりしていただきます。


カリーヴルスト (Currywurst)、ドイツ

ドイツ・ベルリン名物のファストフード。焼いた(茹でた)ソーセージの上にケチャップとカレー粉(カレーソース)をかけたシンプルな料理です。

その起源には諸説あるものの、1949年ドイツ人女性・ヘルタ ホイヴァー氏が考案したという説が最も有力な説として知られています。

2019年には、カリーヴルスト発売70周年を記念して、カリーヴルストとヘルタ ホイヴァー氏が描かれた記念硬貨が発行されました。

また、ヘルタ ホイヴァー氏が経営していた屋台跡地には、彼女の名前が刻まれた銘板を目にすることができます。


クルトシュカラーチ (Kurtoskalacs)、ハンガリー

ハンガリーやチェコ、ルーマニアで親しまれている焼き菓子。ハンガリー語で 「クルトシュ(Kürtős) = 煙突」、「カラーチ(Kalács)= ケーキ」を意味します。

棒にパン生地を巻きつけて回転させながら焼き上げるお菓子で、シナモン・ココア・ナッツなど様々なフレーバーがあります。


ベルギーワッフル (Belgian Waffles)、ベルギー

世界的に有名なベルギーのお菓子。甘さ控えめの四角い形をしたブリュッセル・ワッフルと甘くて丸い形をしたリエージュ・ワッフルの2種類があります。

街角のスタンドなどでは、フルーツやホイップクリーム、チョコレートソースなど様々なトッピングがされたワッフルが店頭に並べられています。


ピロシキ (Pirozhki)、ロシア

ロシアの屋台の定番料理の一つ。生地に肉や魚、卵、キノコ、キャベツなど様々な具材を詰め、揚げたり焼いたりして作られます。

セイボリー系のものが一般的ですが、ジャムや果物が入った菓子パン風のものもあります。


プティン(Poutine)、カナダ

カナダの名物料理のひとつ。フライドポテトにチーズカード(牛乳を酵素で固めた熟成前のチーズ)と、グレイビーソースをかけて作られるもので、1950年代にケベック州で初めて作られたとされています。

カナダ全土で広く親しまれており、トロントやオタワなどでは毎年“プティンフェスティバル”が行われます。


ペッパードシュリンプ (Peppered Shrimps)、ジャマイカ

ジャマイカで人気の屋台のメニューのひとつ。ニンニクや唐辛子、バターなどでエビをソテーしたシンプルな料理で、屋台では小さなビニール袋に入れて提供されています。


ファラフェル (Falafel)、イスラエル

中東~北アフリカまで広い地域で親しまれているアラブ料理。細かくつぶしたひよこ豆やそら豆をボール状に丸めて油で揚げたもので、ピタと呼ばれる平たいパンに挟んでいただきます。


ドンドゥルマ (Dondurma)、トルコ

トルコのアイスクリーム。その名称はトルコ語で「凍らせたもの」を意味し、粘り気が強く歯ごたえのある食感が特徴の一つです。

アイスクリームの中にはトルコで古くから生薬として用いられてきた植物(サーレップ) が入っており、これが独特の粘りを出しています。

ミルクやバニラが一般的ですが、コーヒーやチャイ、ピスタチオ味などさまざまなフレーバーがあります。


サモサ (Samosa)、インド

炒めたひき肉や野菜、香辛料などの具を、生地に三角錐状に包んで油で揚げたインドのスナック。その名称は、中世ペルシア語の“Sanbosag”(三角形のペストリー)に由来するとされています。

中央アジア~中東で誕生したサモサは、13~14世紀頃のインドに宮廷料理として持ち込まれ、地元の食材や食習慣と結びついて広く親しまれるようになったのだそう。

15~16世紀に書かれたインドの料理本“Nimatnama-i-Nasiruddin-Shahi”には、君主にサモサが提供される様子が描かれています。


ホットク (Hotteok)、韓国

小麦粉の生地で黒砂糖や蜂蜜などを包み、平たく焼き上げた韓国のパンケーキ。その起源は19世紀後半、韓国に移民してきた中国商人によって生み出されたのが始まりであるといわれています。

市場や屋台の定番の軽食としても知られ、甘いもののみならず中にナッツやチャプチェが入ったセイボリー系のものまで種類豊富にあります。


カオニャオマムアン (Khao Niao Mamuang)、タイ

タイの伝統的なデザート。甘く味付けしたもち米に冷たく冷やしたマンゴーを添え、上からココナッツミルクをかけたもので、マンゴーが旬を迎える4月~5月に多く出回るそう。

意外な組み合わせですが、タイにはもち米を使ったお菓子が多く存在します。


エッグワッフル (Egg Waffle)、中国

ユニークな形状の生地が印象的な中国・香港のワッフル。プレーンの他、フルーツやアイスクリームなどが添えられた様々な種類のものがあります。

一説には1950年代の香港で、ひびが入って売り物にならない卵を消費するために考案されたと言われています。(諸説あり)


バイン・セオ (Bánh Xèo)、ベトナム

ベトナムのお好み焼きのような料理。米粉にココナッツミルクとターメリックを合わせた生地を薄く焼き、野菜や肉類を挟んで二つ折りにします。

主にベトナムの中部~南部で親しまれている料理で、中部では生地を折りたたまずピザのように食べることもあるのだとか。


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