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スペインの郷土料理


ピンチョス (Pintxos)

スペイン・バスク地方発祥の伝統的な軽食。一口大のパンやチーズに、生ハムやチーズ、オリーブ、魚介類、野菜などをのせていただきます。スペインのバルの定番料理としても知られており、特にスペイン北部にはピンチョス専門のバルが多数存在します。


パエリア (Paella)

スペイン東部・バレンシア地方発祥の米料理。スペインを代表する料理として国内外にカ関わらず広く親しまれいている料理で、その名称はバレンシア語で「フライパン」を意味します。

エビやイカ、ムール貝などシーフードがふんだんに使用されたパエリアが有名ですが、本場のバレンシア地方ではウサギ肉、カタツムリ、ライマメ(インゲンマメ属の一種)などが用いられており、地域や家庭によってバリエーション豊かなパエリアが存在します。


ガスパチョ (Gazpacho)

スペイン・アンダルシア地方発祥の冷製スープ。トマト、タマネギ、ニンニクなどの野菜とパンなどをすりつぶし、オリーブオイル・ビネガー・塩などを加えて作られます。アンダルシア地方の蒸し暑い夏の季節に最適なメニューで、前菜として食されるのが一般的です。


フィデウア (Fideuà)

スペイン・バレンシア発祥の料理。一見するとパエリアそっくりですが、お米の代わりに細麺のフィデオ (パスタ)が使われています。

魚介を使用しているのが伝統的なフィデウアですが、地域によって独自のスタイルのものが楽しめます。


トルティージャ (Tortilla Española)

スペインの代表的な家庭料理の一つ。炒めた具材を溶き卵に加え、フライパンで丸く平らに焼いた卵料理で、用いられる具材はじゃがいもや玉ねぎ、ハム、ベーコンなど家庭によってさまざまなものがあります。

エストレマドゥーラ州バダホス県にある基礎自治体、ビジャヌエバ・デ・ラ・セレーナ発祥とされており、一説には18世紀頃この町出身のジョセフ・デ・テナ・ゴドイ氏 (Joseph de Tena Godoy)とロブレド侯爵 (Marqués de Robledo)らによって飢饉から人々を救うために考案されたと考えられています。(諸説あり)



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