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とある北大卒業生について~内心の自由とは何か~

本人が自分から語らなきゃ、その人の過去なんてわかりようがない。しかし書面の上での経歴が非常に優れた人物であっても実は内心とんでもないことを考えている場合がある

最近だと京都大学で修士号を取って大阪大学で博士号を取ったという経歴の私の大学の指導教官が「何が差別に当たるのかわからない」とか言い出すというとんでもない事件があった

この記事で言いたいのは東大生なら信頼して大丈夫だろうと思うと、実はそいつが暇アノンみたいなとんでもない人物である可能性があるということである

これはある北大生の中学校時代の実話である

誤解を受けそうだから予め明記しておくが某青い月曜日の漫画の作者のことではない。こいつ中学が隣で高校が一緒で世代的には同期だけどな!

私の中学の、そいつのいる学級、つまり私の学級には一人知的障害のある生徒がいた

将来北大に行くことになるその非常に頭の良い生徒は知的障害の生徒がなにかやるたびに指さして笑っていた

何ならガラの悪い、直接的な暴力を振るうグループとも仲良くして「楽しんで」いたりもした

本人に言わせるとクラスにそういう生徒がいることで健常者である自分たちが迷惑している、親のエゴで障害者を普通学級に入れないでほしい

らしい

そいつはもちろん非常に頭がいいので地元で一番の高校に進学しそのまま北大に進学したのだが、果たして北大で彼と一緒に学んでいた人たちは彼がただの障害者差別するクズだと気づいただろうか

そうである。「普通の態度」でいる限り、隣の人物が実はヒトラーであっても気づきようがないのである。ましてや北大卒とか東大卒とかの立派な学歴まであればもう見抜く機会は永久に失われてしまう

このような頭はいいので利用価値は高いが、実は内心ではとんでもないことを考えており倫理的には決してお付き合いしてはいけない人物は恐らく見えないだけで大勢いる

現に中学で知的障害の生徒が差別されていたと言いながらそれを止められなかったくせに「普通の人間」っぽい態度をしている私だって差別をやめさせられなかったのなら結果的に彼らと一緒なんだからお前はダメだと言われてしまえばそれでおしまいである

今日あなたが一緒にランチを食べた人物は実は心の奥底にとんでもない憎悪を隠した人物かもしれないのである。たとえ見た目は尊敬に値するようだったとしても

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