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楽しく変身

昨日あれから紙糸染めを続けて三色分乾燥完了。
色を混ぜたくなるのをぐっとこらえ、
とにかく単色の濃淡で染めてみる。

塗る
ではなく染めたと書いているのは、
色液の中に浸したので筆を使って塗ってはいないから。

塗った方が乾燥するのは早いし、
紙へのダメージも少ないだろうと思うけれど、
どうしても塗りムラが生じるし、作業用の紙もたくさん用意しなくてはならない。
しかも意図せずできてしまった塗りムラが、
かっこよく見える保証など全くない。

というわけで、今回は色液に浸してつくった。

地糸に使った紙糸が一旦しっかり濡れて乾燥したときに、
ちぎれてしまわないかと恐れたが大丈夫のようでひと安心。

色移りは若干あるかもしれないけれど、
基本遊印たちを発送する際の梱包紐に使う予定なので、
許される範囲と勝手に決める。

地糸に使った白い紙糸は、
何年も前に求めたもので、とんでもなく大量巻きであったため、
なかなか使い切れず、かといって捨てることもできないので気の毒に思っていた。

色をつけて好みの糸に変身させてあげられ、嫁ぎ先ができるなら、
それはとても嬉しいこと。
私にとっても。
紙糸にとっても。

見通しよくいきましょ
藤井あき乃

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