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僕が思う BD-1(birdy)の魅力。

BS HandyBike8を購入してから折りたたみ自転車の世界にのめり込むようになりました。折りたたみ自転車の雑誌とも出会い、カスタム熱も少しずつ出始めます。そして、程なくして、とあるショップでBD-1zと出会います。
いわゆる 一目惚れ というヤツです。
当時の購入金額は十数万円。カスタムでの散財はもう一台以上買えるほど。
よかったカスタム、失敗したカスタムいろいろありました。

そんな BD-1 の魅力 を個人的思い込み視点でピックアップします。


★魅力その1:名前に惹かれた BD-1z


BD-1』という名前。何か心に刺さりました。名前に惹かれました。
更に「」が付いています。(どうでもいいです。)

1995年、「birdy」という名称でドイツで販売が開始され、1997年に、日本市場でも販売が開始されたが、商標の都合で「birdy」が使用できなかった為『BD-1』という日本専用の名称で発売が開始される。
2015年1月、birdyの日本販売代理店が、Pacific Cycles Japanへと移行され、同時に 商標の問題もクリアーとなり、世界統一ブランドである「birdy」としての販売が開 始となる。

Pacific Cycles Japan HPより

★魅力その2:なんと言ってもかっこいい!

折りたたみ自転車の雑誌やwebで見てはいましたが、やっぱり実物は「かっこいい!」。これが僕の第一印象。

小さく折りたためて且つスポーティにも走れるバイク
スポーツ志向の折り畳み自転車。
理想の自転車との出会い。

my BD-1z

★魅力その3:折りたたみ機能にぶっ飛んだ!

組み立て・折りたたみはツール不要で数十秒ほど

折りたたみ機能は秀逸で、工具なしに行えます。
が、ちょと注意コツも必要。リアディレイラーをトップ(一番重たいギア = 一番小さいギア)に入れることと、右ペダルをシートチューブに合わせること。

折りたたみのギミックさにドキドキ

一見、「これっ 折りたたみ自転車?」と思えるほど。前後のサスペンション構造を活用した折りたたみ機構で、メインフレームを折りたたまないことにより、車体の剛性と耐久性を高めている。
折りたたんだ状態は、コンパクトとは言えませんが、室内保管ができるので盗難リスク回避、風雨による劣化を防ぐことができます。勿論、輪行でも大活躍です。

my BD-1 フォールディング


★魅力その4:Designed in ドイツ

ドイツ製品は品質がよいというイメージがあります。(個人の意見)
メルセデスベンツやBMWなどの自動車メーカー、髭剃りのブラウンやカメラのライカなど憧れるブランドが沢山思い浮かびます。そういったところからも魅了されているのかもしれません。

ドイツの名門ダルムシュタット工科大学で 出会った、BD-1の設計者、ハイコ・ミューラー氏とマーカス・リーズ氏のふたりの名前から名付けられているメーカー名「r&m(Riese und Müller)社」にも、グッときました。

オーバルフレームのBD-1に貼付されているドイツ国旗のシール たまりません。心を鷲掴みです。


★魅力その5:粉体パウダーコーティング塗装

BD-1z購入時 店長さんの説明で、
「塗装は、パウダーコーティング なので、傷が付きにくいよ。」と。
身近で粉体塗装が使われているものでは、信号機や道路のガードレール、街頭のポールなど過酷な条件下にさらされる場所にあるものに、よく使われいます。従って、耐久性はぴか一です。

粉体塗装は、液体ではなく粉状の塗料を静電気の力で付着させオーブンで焼付けて硬化させる塗装方法です。有機溶剤を使わない、環境にもキレイな塗装として、欧米諸国をはじめ世界中で採用されています。また、医療機器や福祉用具に対しても塗装品質とともにVOC(揮発性有機化合物)を全く含まないため体に優しい表面処理方法として採用されています。

KADOWAKI HPより

現在いまは、カラーオーダーやリペイント(再塗装)も、日本におけるパウダーコーティングのパイオニア「KADOWAKI COATING 社」で、自在のカラーオーダーが可能です。


★魅力その6:フレームの進化

BD-1z購入(2005年)の翌年のモデルで、モノコックフレーム(2代目)が発売され、同じ形のオーバルストレートフレームは2008年に姿を消しました。(その後、「BD-1 CLASSIC」として登場します。)

初代モノコックフレーム

2006年から登場した2代目BD-1は、従来モデルのコンセプトを継承しつつ、モノコックのアルミフレームに進化。走行安定性の向上が図られています。当時、タイ焼きフレームと呼ばれていました。

classicフレーム(ストレートフレーム)

2013年10月に、ストレートフレーム(2007年に生産終了)が、「classic」として復活しました。
僕のBD-1(2005年モデル)と比べてみると、ジオメトリーが大きく変わっています。

第三世代のNew birdy モノコックフレーム

2015年7月(初代birdyの発売から20年目)から、
MTBのDNAからロードレーサーのDNAへと基本設計思想 が変更された、モノコックフレームに一新され、更なる進化を遂げています。
※従来モデルとは比較にならない圧倒的な走行安定性と、更なる折畳みサイズの小型化の両立。

低重心化(BBの位置を15mm下げた)や、各部のジオメトリーを徹底的に見直し、最適化する事で、従来のモノコックフレームモデルと比べ、更なる走行性能を実現。また、軽量パーツの採用により、現行ラインナップではもっとも軽い9.87㎏の車体重量(Birdy Monocoque Air)を実現。
キャリパーブレーキを装備することで輪行時の扱いやすさをさらに向上させている。※ペダルを除く


★魅力その7:理想の愛車に仕上げよう!

カスタムすることで、自分好みのテイストにできます。
いわゆる、カスタムという名の散財です。
僕がBD-1を購入した当時は、カスタムパーツは今より遙かに少なかったです。最近は、ネット検索すると色々なカスタムパーツが見つかります。
理想の愛車 「見てニンマリ。乗って気持ちいい。」 をつくる自己満足カスタムに妄想たのしみが膨らみます。

コンポーネントにも一般的なものが使われているので、ドライブトレイン周りのカスタムも無限大です。

また、BD-1カスタム先駆者の諸先輩方も多く、カスタム雑誌やBD-1(birdy)オーナーやプロショップのブログなどで紹介されている記事を見るのも愉しいです。

20インチ化 も定番のカスタム

BD-1は、18インチ(355)から20インチ(406)へのインチアップができます。
このカスタムも定番です。
過去に20インチの「BD-1R(フロントダブル)」、直近モデルでは、「birdy R」がありました。
Vブレーキモデルの20インチ化は、対応できるブレーキが高額でなかなか手を出すことができませんでしたが、現行birdyは一部モデルを除いてディスクブレーキなので、20インチ化のハードルは低いらしいです。

でも、この小径車の20インチには、落とし穴があるので、注意が必要です。20インチには、規格が2種類あります。
WO(W/O)=451規格 と HE(H/E)=406規格。
タイヤの直径が、それぞれ 451mmと406mm。

< 僕のカスタム履歴:参考になるか? >


おまけ:「birdy BOOK」でてます。

Birdyオーナー及びファン必読の1冊。

birdy BOOK


最後まで、お読みいただきありがとうございました。


< 参考記事 >



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