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師匠を見つけて心をラクにする

はじめに(いつも書いてること)

このnoteでは、「仕事でも私生活でも心をラクにする(ワークライフハック)」をテーマに文章を書いています。

※「ラクする」というのは、「心身に苦痛などがなく快く安らかに過ごす」という意味で使っている言葉であり、シンプルに「サボる」という意味ではありません。

今回の内容

社内にて、本部の基幹業務を担うメンバーのキャリア面談が増えています。

現場のメンバー達が退職していく中で、それをマネジメントする本部のメンバー自身が、自分自身のキャリアと向き合う必要性を感じているわけです(まだ一部ですが)。

これはとても良い傾向です。

誰かの人生に伴走する人自身が、自分の人生について語れないという状態になってしまってることこそ、現場メンバーの退職が止まらないボトルネックになっているという仮説を僕は立てているので。

ただ、いくら僕が「誰かの人生に伴走する前に自分の人生について本気で考えてみよう」と言ったとしても、その人自身が「考えないとな」と自覚しない限り、前に進みません。

理想の状態に到達したいなら、自分で決意して、自分で行動するしかない。

僕に相談が来た場合、それぞれの状態に合わせて、どの土台に立って話すかを変えています。

🔶キャリアコンサルタントとして話すのか
🔶社内で執行役員を務める存在として話すのか
🔶社内で人事を担う存在として話すのか
🔶少し年齢が上の先輩として話すのか

僕は、全ての人にとって僕が『頼るべき人』になることなんて期待していませんから、「何かあったら必ず僕を頼るんだよ」なんてことはもちろん言いません。

大切なのは、「モヤモヤした時に助けを求める誰かや何かの存在があるかどうか?」です。

「こういう存在を見つけてほしい」というメッセージは、なるべく伝えるようにしています。

僕が教科書的に仕事で使っているこちらの本には、こんなことが書かれています。

能力を身に付けるために一番必要なのは「師匠を見つけること」だ。技術や知識であれば本やマニュアルを読めばわかるけど、生きた人間から得るべきものは、ニュアンス・立ち振る舞い・言葉にして伝えることができない『暗黙知』です。師匠から学ぶべきことは、「何か良いこと」ではなくて「どう学ぶか」という『構え』です。
謙虚であることは、学ぶ為に最も必要な要素です。それは、考え方やものの見方を疑い、自分を正し、バージョンアップさせる為に相手から何かを得る『構え』のこと。師匠とは、与えられるものではない。自身が自ら見つけ出すものです。自身の心が、本当に謙虚であるならば、周りに『師匠』と仰ぐべき人物は必ずいる。師匠が優れているかどうかではなくて、大切なのは弟子が学べるかどうかだ

成長したい!だけど、、、
🔷何をしたら良いのかわからない
🔷どこを目指したら良いのかがわからない
そんな人は、まずは頼るべき人を見つけましょう。

『自己成長を加速させる最も有効な方法』
信頼できて尊敬できる人を見つけ、伴走してもらい行動し続ける。そのプロセスとして、自己研鑽や自己啓発が必要になってくるから、まずはそういう人と出会うことを最優先にしたら良い。
フォロワーシップを発揮できる人との出会いは自身の成長を加速させる。

※社内研修で伝えていること

上長と部下、メンターとメンティという関係性の中でも、上長やメンターだけが意気込んでいても意味がないです。

メンティや部下が、主体的な姿勢を持って臨めるかということの方が重要なんです。

困ったら立ち止まり、
🔶誰かに聞いてみよう
🔶本を読んでみよう
モヤモヤの種類に応じて、助けを求めるのが『誰か』になったり『何か』になったりしていいので、何かしらの機会を掴んでみましょう。

自身の成長を加速させるための工夫を、いろいろと試してみてほしいのです。

内発的な動機を燃やす為には、自分に対してどのような燃料を用意する必要があるのか・・・そういう意味も込めて、自己認識が非常に大切になってきます。

自分の心は自分で燃やすしかありません。

火をつけるには、燃料と着火石が必要です。

自分の中にはどんな燃料があって、どんなキッカケで着火石が作動して火花が散るのか・・・これを知っていれば、心を燃やすことを自分でコントロールできます。

「心を燃やせ」
『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』キービジュアルのキャッチコピーにも選ばれたこの言葉は、死の間際に煉獄が炭治郎たちに遺した言葉の一部です。「己の弱さや不甲斐なさにどれだけ打ちのめされようと 心を燃やせ 歯を食いしばって前を向け」と、彼は後輩たちに未来を託します。悲しみに負けるのではなく耐え、前を向け。死の間際に遺したこの言葉は、主人公である炭治郎の心に強く、深く燃え続けることになります。それはまるで心に灯された炎(ホムラ)のように……。

師匠を見つけて、「この人についていってみよう」と決意してみましょう。

師匠の存在は、自分にとって心の拠り所になり、自分を律することに繋がります。

その人は、身近な人でもいいし、遠い存在の人でもいい(偉人や著名人でもいい)。

その人から発せられた言葉を自分に取り込んでみて、行動してみましょう。

時には、価値観を変容させることも必要かもしれないけど、新たな自分を生み出すという姿勢を持って、積極的に取り組んでみましょう。

師匠の存在は成長を加速させ、心のラクを生み出します。

時には厳しい導きがあるかもしれないけど、厳しさの先には「師匠に近づける」という理想が待っているので、まずはやってみましょう。

感謝

今回も、読んでいただきありがとうございました。

他のnoteも読んでいただけると嬉しいです。


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