不確実な未来を積極的に柔軟に捉える『積極的不確実性』
はじめに(いつも書いてること)
このnoteでは、「仕事でも私生活でも心をラクにする(ワークライフハック)」をテーマに文章を書いています。
※「ラクする」というのは、「心身に苦痛などがなく快く安らかに過ごす」という意味で使っている言葉であり、シンプルに「サボる」という意味ではありません。
今回の内容
『積極的不確実性』という考え方について。
人生は意思決定の連続であり、誰もが自身の意思決定を通して、自分の人生をより良くしたいと考えています。
ただし、キャリアに関する意思決定には複雑な要素が絡み合っていることが多いので、さまざまな理論や考え方を学びつつ、自身が信頼できて尊敬できる誰かを見つけて、助言を求めることも大切です。
『積極的不確実性』を提唱したのはジェラットさんですが、ジェラットさんが当初提唱していたのは『合理的な意思決定モデル』でした。
『予測システム』『価値システム』『決定基準』という意思決定プロセスがあり、「意思決定はサイクルである」と述べたようです。
ジェラットさんは、このような合理的な意思決定モデルを提唱してきましたが、そのモデルを改定して、新しい意思決定の枠組みとして『積極的不確実性』を打ち出しました。
合理的な意思決定モデルを提唱していたのは、「未来は予測できるからこそコントロールできる」という前提があったからです。
ただ、時が流れて、「現在は変化の多い時代であり、未来は予測不可能である。だからこそ、不確実性を積極的に捉えて、柔軟になっていこう。」という考え方になったことで、『積極的不確実性』を提唱するに至りました。
意思決定は『情報』『調整・再調整のプロセス』『行動選択』から成り立ち、この3つの要素を理解することで、不確実性を積極的に捉えていくべきだと考えたようです。
『積極的不確実性』についてまとめていると、『ファスト&フロー』のシステムの話が繋がってきました。
つまるところ、意思決定においては直観も大切だし、論理的な思考も大切。
両方があってこそ『自分』だから、意思決定においては両方の観点を持っていきましょう。
直感と論理的思考を両立させることができたら、自分の意思決定に自信を持てるようになるか、自分の自分で肯定することができ、心をラクにできます。
感謝
今回も、読んでいただきありがとうございました。
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